米クアルコム、ロンドンでEV無線充電トライアル開始 50台のEVで実証実験 |
トライアル施設と車両を見学するデービッド・キャメロン英国首相(左)とクアルコム ヨーロピアン・イノベーション部門のアンドリュー・ギルバート エグゼクティブバイスプレジデント。トライアル車両はシトロエンC1ベース |
2011年11月10日(現地時間)発表
米クアルコムは11月10日(現地時間)、電気自動車(EV)の無線充電のトライアルを、英国ロンドンで2012年初頭から開始すると発表した。
トライアルは英国政府、ロンドン市長オフィス、トランスポート・フォー・ロンドン(ロンドンの公共交通機関運営組織)と共同で行われる。また英国最大のハイヤー会社であるアディソン・リー、欧州のEVインフラ業者のチャージマスターも参加を表明している。
ロンドン東部にあり英国版シリコンバレーと呼ばれるテック・シティにおいて、50台のEVを使用して行われる。
無線充電は、充電位置に車両を停めるだけで、ケーブルなどを車体につなぐことなくEVを充電できる仕組み。クアルコムは電磁誘導方式を採用する。
(編集部:田中真一郎)
2011年 11月 11日