日産、「フェアレディZ」をマイナーチェンジ ユーロチューンドサスなどを採用、Version NISMOもマイナーチェンジ |
日産自動車は「フェアレディZ」「フェアレディZ ロードスター」をマイナーチェンジし、18日に発売する。
また、オーテックジャパンによるチューンドモデル「フェアレディZ Version NISMO」もマイナーチェンジされ、同日発売される。
モデル | 駆動方式 | エンジン | グレード | 変速機 | 価格 |
クーペ | 2WD(FR) | 「VQ37VHR」 V型6気筒DOHC 3.7リッター | フェアレディZ Version ST | 6速MT | 441万円 |
フェアレディZ Version S | 414万7500円 | ||||
フェアレディZ | 367万5000円 | ||||
フェアレディZ Version ST | 7速AT | 451万5000円 | |||
フェアレディZ Version T | 404万2500円 | ||||
フェアレディZ | 378万円 | ||||
ロードスター | フェアレディZ Version ST | 6速MT | 501万9000円 | ||
フェアレディZ | 438万9000円 | ||||
フェアレディZ Version ST | 7速AT | 512万4000円 | |||
フェアレディZ Version T | 486万1500円 | ||||
クーペ | フェアレディZ Version NISMO | 7速AT | 523万9500円 | ||
6速MT | 513万4500円 |
Version NISMO以外の主な変更点は次のとおり。
- LEDハイパーデイライト付きの新形状フロントバンパーを採用(全車)
- ダーククロームの新デザイン19インチアルミホイールを採用(クーペのVersion STとVersion Sに標準設定、ロードスターのVersion STにメーカーオプション)
- ロードスター用18インチアルミホイールをクーペにも採用(Version ST、Version S以外)
- レッドのブレーキキャリパーを採用(クーペとロードスターのVersion ST、クーペのVersion Sに標準設定)
- 車体色にプレミアムサンフレアオレンジ(特別塗装色)、ダークブルーの新色を設定、全8色に
- メーター内の車両情報ディスプレイのベース部カラーをダークメタリックグレーに変更(全車)
- ショックアブソーバー(フロント・リヤ)の減衰力特性を変更したユーロチューンドサスペンションを採用(全車)
- ブレーキパッドに新開発の摩擦材を採用(クーペとロードスターのVersion ST、クーペのVersion S)
Version NISMOは専用エアロパーツや機能パーツを装備し、エンジンの最高出力を247kW(336PS)/7000rpmから261kW(355PS)/7400rpmに、最大トルクを365Nm(37.2kgm)/5200rpmから374Nm(38.1kgm)/5200rpmに高めたモデル。クーペのみ用意される。
マイナーチェンジでは、エンジンのコンピューターチューニングを見直し、中速域のトルクを向上。また、ブリヂストンのポテンザRE-11の性能を活かすため、ボディーに補剛パーツを追加し、ブッシュの硬度を見なおした。さらにブレーキホースとフルードを変更してブレーキのフィーリングを改善した。
(編集部:田中真一郎)
2012年 7月 10日