メルセデス・ベンツ、「CLS」にレーダー安全機能を標準装備
リアシートヒーターや分割可倒式後席で使い勝手を向上

CLS 350 ブルーエフィシェンシー

2012年8月22日発売
945万~1655万円



 メルセデス・ベンツ日本は4ドアクーペ「CLS」を一部改良し、8月22日に発売した。

モデルステアリングエンジン価格
CLS 350 ブルーエフィシェンシー左/右V型6気筒DOHC直噴
3.5リッター
945万円
CLS 550 ブルーエフィシェンシー左/右V型8気筒DOHC直噴
4.7リッター
ツインターボ
1190万円
CLS 63 AMGV型8気筒DOHC直噴
5.5リッター
ツインターボ
1655万円

 全モデルにレーダーなどによる安全装備「レーダーセーフティパッケージ」を標準で装備した。このパッケージには、24GHzと77GHzのレーダーで前方を監視し、衝突回避を支援する自動ブレーキ「BAS(ブレーキ・アシスト・システム)プラス」「PRE-SAFEブレーキ」、自動的に車間距離を維持し、先行車が停止すれば自動停止する「ディストロニック・プラス」などが含まれる。

 また、全モデルにリアシートヒーターを追加したほか、CLS 350 ブルーエフィシェンシーとCLS 550 ブルーエフィシェンシーには後席分割可倒式シートを標準装備した。

 このほかオプションとして、ボディーカラーにマットペイントの「マンガナイトグレー」(22万円)を設定。CLS 550 ブルーエフィシェンシーとCLS 63 AMGには「Band & Olufsen BeoSound AMGサウンドシステム」(40万円)を設定した。AMGサウンドシステムは合計1200Wの15個のスピーカーを備える。CLS 63 AMGにはカーボンのフロントスポイラーリップ、ドアミイラー、トランクリッドスポイラーリップ、リアディフューザー、インテリアトリムを含む「AMGカーボンパッケージ」(90万円)が設定された。

 価格は従来モデルから、CLS 350 ブルーエフィシェンシーとCLS 550 BlueEFICIENCYが15万円高、CLS 63 AMGが10万円高に留められている。またAMGパフォーマンスパッケージが110万円から100万円に、エクスクルーシブパッケージが50万円から45万円に、ラグジュアリーシートパッケージが35万円から30万円に値下げされている。

(編集部:田中真一郎)
2012年 8月 22日