BMW、「7シリーズ」のパワートレーンを一新 アクティブハイブリッド 7は直列6気筒に |
ビー・エム・ダブリューは、フラッグシップサルーン「7シリーズ」をマイナーチェンジし、26日に発売した。
モデル | エンジン | 変速機 | 価格 |
740i | 直列6気筒DOHC 3リッター直噴 ツインスクロールターボ | 8速AT | 1022万円 |
740Li | 1092万円 | ||
750i | V型8気筒DOHC 4.4リッター直噴 ツインターボ | 1297万円 | |
750Li | 1437万円 | ||
760Li | V型12気筒DOHC 6リッター ツインターボ | 1958万円 | |
アクティブハイブリッド7 | 直列6気筒DOHC 3リッター直噴 ツインスクロールターボ+モーター | 1198万円 | |
アクティブハイブリッド7 L | 1338万円 |
ヘッドライトやエアインテークのデザインを変更したフェイスリフトのほか、740i、740Li、750i、750Li、アクティブハイブリッド7、アクティブハイブリッド7 Lはパワートレーンを変更し、環境性能を高めた。
740i/LiはエンジンをN54B30AからN55B30Aに変更。最高出力235kW(320PS)/5800rpm、最大トルク450Nm(45.9kgm)/1300-4500rpmを発生する一方で、JC08モード燃費は48%向上の12.1km/Lを実現。75%のエコカー減税が適用される。
750i/LiはエンジンをN63B44AからN63B44Bに変更。最高出力と最大トルクを約10%アップの330kW(450PS)/5500rpm、650Nm(66.3kgm)/2000-4500rpmとしつつ、JC08モード燃費は39%向上の9.3km/Lとしている。
アクティブハイブリッド 7/7 LはエンジンをV型8気筒DOHC4.4リッターツインターボから、直列6気筒DOHC3リッター直噴ツインスクロールターボに変更。またモーターの出力を40kW(54PS)とし、システム出力を260kW(354ps)、500Nm(51kgm)とした。100%のエコカー減税が適用される。
このほか、740i/Liを除く全車に「アクティブ・プロテクション」「ドライビング・アシスト・プラス」、「ヘッドアップ・ディスプレイ」、「トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ」を標準で装備。縦列駐車をサポートするパーキング・アシストをオプションで設定した。
さらに、オプションで「BMW Apps」を設定。iPhoneにインストールしたアプリ「BMW Connected」を車内の10.2インチコントロールディスプレイに表示し、iDriveで操作できる。BMW Connectedには、Facebook、Twitter、カレンダーに加え、ナビゲーション・システムで設定した目的地を車両から降りた後もiPhoneで表示できる「Last Mile」が含まれる。
このほかミュージックコレクションの容量が約20GBに拡大したほか、バング&オルフセン・ハイエンド・サラウンド・サウンド・システムがオプションで設定された。
アクティブハイブリッド 7 | ||
(編集部:田中真一郎)
2012年 9月 26日