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BMW、7シリーズの装備内容を変更し、「アクティブハイブリッド7 Executive」を追加

スマホでエアコン操作などが可能な「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」を全車標準装着

BMW 7シリーズ
2014年8月26日発売

1058万円~2021万円

 ビー・エム・ダブリューは8月26日、フラグシップサルーン「7シリーズ」で装備内容の変更を行い、アクティブハイブリッド7に新グレード「アクティブハイブリッド7 Executive」を追加した。価格は1058万円~2021万円。

モデルエンジン変速機価格
740i直列6気筒DOHC 3.0リッター直噴 ツインパワーターボ8速AT10,580,000円
740Li11,300,000円
750iV型8気筒DOHC 4.4リッター直噴 ツインパワーターボ14,020,000円
750Li15,470,000円
760LiV型12気筒DOHC 6.0リッター直噴 ツインパワーターボ20,210,000円
アクティブハイブリッド7直列6気筒DOHC 3.0リッター直噴 ツインパワーターボ+モーター11,310,000円
アクティブハイブリッド7 Executive12,340,000円
アクティブハイブリッド7 L12,340,000円
アクティブハイブリッド7 L Executive13,780,000円
BMW 7シリーズ

 今回の変更では、先進安全装備の「レーン・チェンジ・ウォーニング」、インフォテイメントシステムの「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」を全車に標準装備。BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアムではオペレーターとの会話によるカーナビの周辺検索や目的地設定などが行えるほか、スマートフォンの画面上で、離れた場所からでも車両のエアコン設定やドアロックの解錠/施錠、ヘッドライトのパッシングといった操作が可能になる。

 また、純正装着のETC車載器システム(ルームミラー内蔵タイプ)は新たにDSRC(狭域通信システム)対応型になり、純正カーナビに採用されている「ダイナミックルートガイダンス(渋滞データを活用してルート検索する機能)」の精度を向上させ、落下物や渋滞喚起情報などの注意喚起情報を画面表示可能とした。

ドアミラーの警告ランプなどで後方からの追い抜き車両などの存在をドライバーに知らせる「レーン・チェンジ・ウォーニング」
「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」では、スマホの画面上でエアコンなどが操作できる

 このほかにグレード別では、3.0リッターエンジンを搭載する「740i」「740Li」は車両価格を据え置きとしながらも装備内容を充実させた。具体的には、LEDフロント・フォグ・ランプを追加装着し、ほかの上位グレードでは従来から標準装備となっている「ドライビング・アシスト・プラス」「アダプティブLEDヘッドライト」などを標準装備化している。

 4.4リッターエンジンを搭載する「750i」「750Li」では「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・インテリア」を標準仕様としたほか、最大出力600Wの9チャンネル・デジタル・アンプと16個のスピーカーを装備する「harman/kardon サラウンド・サウンド・システム」、赤外線反射合わせガラスで紫外線と赤外線をカットする「クライメート・コンフォート・ガラス」を標準装備。これに加えてロングホイールベース車の「750Li」では、運転席/助手席シートバックに9.2インチカラー・ディスプレイを設置する「リヤ・エンターテインメント・システム」も新採用した。

 ハイブリッドモデルとなるアクティブハイブリッド7には、新グレード「アクティブハイブリッド7 Executive」「アクティブハイブリッド7 L Executive」を追加設定。従来からの装備内容に加え、「エクスクルーシブ・ナッパ・レザー・インテリア」「harman/kardon サラウンド・サウンド・システム」「クライメート・コンフォート・ガラス」を標準装備する。

「アダプティブLEDヘッドライト」は全車標準装備になった
カメラとミリ波レーダーを併用して「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」「前車接近警告機能」などを行う「ドライビング・アシスト・プラス」
「リヤ・エンターテインメント・システム」を「750Li」に新採用

(編集部:佐久間 秀)