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独BMW、新型「7シリーズ」を発表、PHV「740e」もラインアップ
カーボンボディー構造で最大130kgの軽量化に成功。オプションで自動駐車機能も
(2015/6/11 19:42)
- 2015年6月11日(現地時間)発表
独BMWは6月11日(現地時間)、フラグシップサルーン「7シリーズ」の新型モデルを発表した。
新型7シリーズでは、車両重量の低減と剛性強化を目的に、ボディー構造にスチールやアルミニウム、CFRP(炭素繊維複合材料)を組み合わせ、現行モデル比で130kgの軽量化に成功。
展開するモデルは、V型8気筒4.4リッターターボエンジン(450HP/650Nm)の「750i xDrive 」「750Li xDrive」、直列6気筒3.0リッターターボエンジン(326HP/450Nm)の「740i」「740Li」、直列6気筒3.0リッターディーゼルターボエンジン(265HP/620Nm)の「730d」「730Ld」「730d xDrive」「730Ld xDrive」をラインアップ。いずれも8速ステップトロニックトランスミッションを組み合わせる。
さらに、ロングホイールベース仕様のプラグインハイブリッド(PHV)モデル「740Le」「740Le xDrive」も用意。こちらは直列4気筒ターボエンジン(258HP/400Nm)にモーター(95HP/250Nm)を組み合わせ、システム全体で326HPを発生する一方で、欧州テストサイクルにおける燃料消費率は2.1L/100km、CO2排出量は49gと公表。EV走行時でも120km/hで最大40kmを走行できるという。
装備面では、「i8」に搭載される600m先まで見渡すことが可能というレーザーライトや、手の動きで操作できるジェスチャー機能搭載のiDriveシステムを採用。ロングホイールベース車では、室内側面のLEDモジュールがガラス面をライティングする機能を有する「スカイラウンジパノラマガラスルーフ」を装備。
さらにオプションで、自動の車庫入れを可能にする自動駐車システムが用意されている。