英ジャガー、2シーターオープンスポーツ「Fタイプ」発表 V6とV8をラインアップ |
英ジャガーカーズは26日(現地時間)、新型2シーターオープンスポーツカー「Fタイプ」を発表した。
2011年9月のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「C-X16」に端を発する、「KX」よりもコンパクトなスポーツカー。ボディーサイズは4470×1923×1296mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2622mm。
電動オープンルーフにはファブリックを選択。軽量化、低重心化を考慮した。開閉に要する時間は12秒。
パワートレーンのレイアウトはFR。「Fタイプ」「FタイプS」「Fタイプ V8 S」の3モデルが用意され、Fタイプには340PSのV型6気筒3リッター スーパーチャージャー、FタイプSには380PSのV型6気筒3リッター スーパーチャージャー、Fタイプ V8 Sには495PSのV型8気筒5リッター スーパーチャージャーエンジンが搭載される。トランスミッションはすべて8速ATで、センターコンソールのスポーツシフトセレクターとステアリングホイールのシフトパドルで操作する。また、アイドリングストップシステムが装備される。
ボディーはアルミニウムで、ホワイトボディーの重量は261kg。ねじり剛性はXKR-Sより10%高いとしている。
サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン。タイプF SとタイプF V8 Sには、ダンパーレートを1秒間最大500回調節することでボディーの動きを能動的に制御する「アダプティブ・ダイナミクス・システム」が搭載される。
また、ステアリングの重さやスロットル・レスポンスを設定し、コックピットのスクリーンにラップタイムやGメーターなどを表示できる「コンフィギュラブル・ダイナミクス」も搭載される。
ホイールはFタイプは18インチが標準で、オプションで19インチ、20インチが用意される。Fタイプ SとFタイプ V8 Sは19インチ、20インチを標準とする。
このほかリトラクタブルスポイラーが用意される。
(編集部:田中真一郎)
2012年 9月 27日