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英ジャガー、「Fタイプ クーペ」を世界初公開

2014年春以降に各市場へ順次導入。LAショー、東京モーターショーに出品

Fタイプ クーペ
2013年11月6日(現地時間)発表

日本市場に導入されている2シーターコンパーチブルの「Fタイプ V8 S」

 英ジャガーカーズは11月6日(現地時間)、2シーターコンパーチブル「Fタイプ」のクーペモデル「Fタイプ クーペ」を、11月20日から開幕するロサンゼルス・モーターショーに先立つ19日のイベントで世界初公開すると発表した。Fタイプ クーペは東京モーターショーにも出品される予定。

 2012年のパリ・モーターショーでワールドプレミアとなったFタイプは、日本ではスーパーチャージャー付きV型6気筒DOHC 3.0リッターエンジンの「Fタイプ」と、スーパーチャージャー付きV型8気筒DOHC 5.0リッターエンジンの「Fタイプ V8 S」を展開するが、Fタイプ クーペで採用するパワートレーンは現時点で明らかになっておらず、ロサンゼルス・モーターショーの開幕にあわせて詳細がアナウンスされる。

 このFタイプ クーペについて、英ジャガーカーズでデザイン・ディレクターを務めるイアン・カラム氏は「『C-X16』を披露した際の反響はとても素晴らしいものでした。そして新しいFタイプ クーペのデビューとなる、興奮と熱狂に包まれるであろうロサンゼルスでのプレミア・イベントは、忘れがたい瞬間となるでしょう」「Fタイプ コンバーチブルは、我々が圧倒されるほど素晴らしく高い評価を得ています。私個人にとっては、真のスポーツ・クーペを作り上げることは、何事にも代えがたい達成感を感じられる作業の1つです。視覚的にも動的にも、Fタイプ クーペはその基準をさらに引き上げてくれた1台といえるでしょう」と述べている。

 Fタイプ クーペは2014年春以降に各市場で発売され、市場によって発売時期は異なるとしている。

(編集部:小林 隆)