メルセデス・ベンツ、スタイリッシュな「CLS シューティングブレーク」発表会 流麗なスタイリングに実用性を兼ね備える“新しいコンセプトの5ドアクーペ” |
スーパーモデルのジョアン・スモールズさんがCLS シューティングブレークの発表会に参加 |
メルセデス・ベンツ日本は10月12日、東京 六本木にある同社のショールーム「メルセデス・ベンツ コネクション」で、CLSクラスの派生車種「CLS シューティングブレーク」の日本導入発表会を開催した。
発表会で日本語のスピーチを行った同社のニコラス・スピークス社長は、「2004年に初代CLSを発表してから、その美しく魅惑的な4ドアクーペがお客様を魅了してきました。そして本日、そんなCLSに新しくシューティングブレークという仲間が加わりました。CLSシューティングブレークは、美しいボディーラインを保ちながら、レジャーやスポーツにも使える新しいタイプの“スポーツクーペツアラー”です」と、ニューモデルのコンセプトを語った。
ニコラス社長に続いて登壇した上野金太郎副社長は、世界に先駆けて“4ドアクーペ”という新たなカテゴリーを生み出した初代CLSは高く評価され、約17万台を販売。さらに昨年フルモデルチェンジして登場した2代目CLSも、すでに全世界で6万台を販売していると紹介。新しいCLS シューティングブレークについては「デザイン、機能性、走行性能などすべての面を追求した1台です。何事にも妥協せず、仕事にも趣味にも強いこだわりを持って、アクティブに人生を楽しむ人に向けたモデルになっています」とコメントした。
CLS 63 AMGシューティングブレーク |
また、「さまざまなアクティビティで活躍する人のためのクルマ」というコンセプトを受けて、メルセデス・ベンツが世界で活動を行っている「メルセデス・ ベンツ ファッションウィーク」のキービジュアルにも採用されており、この発表会にもスペシャルゲストとしてキービジュアルの写真でCLS シューティングブレークと共演するスーパーモデルのジョアン・スモールズさんが参加した。
話題のスーパーモデルの登場に「彼女の素晴らしさはどのように表現したらよいか分からない」と語った上野副社長 | メルセデス・ ベンツ ファッションウィーク東京のキービジュアル | スーパーモデルのジョアン・スモールズさん |
このほか、会場にいた説明員によると、CLS シューティングブレークの細かな月間販売目標などは設定されていないものの、同じCLSの4ドア車と5ドア車の販売比率は7:3から8:2と想定しているとのこと。
これは価格帯がクロスする部分のあるEクラスを参考にした予想とのことで、やはり高価格帯のモデルは4ドア車の需要が高い傾向にあると説明された。余談だが、逆にCクラスでは比率が6:4から、ときには5:5になる場合もあると言う。
アメリカンチェリーとスモークドオークの組み合わせでクルーザーのデッキを想起させる「designoウッドフロア」は、全車に50万円高でオプション設定 | 油圧ヒンジを備えるラゲッジボードの下に、使い勝手をさらに向上させる「EASY-PACKフィックスキット」を収納 |
広いラゲッジスペースを使い分けるための伸縮式ポール。アルミ製レールの上をスライドするベースは無段階で位置を固定できるので、さまざまな使い方に対応する |
クーラーボックスやボールなどが転がらないよう固定するベルト。ベースの固定位置やベルトの長さ調節で幅広い活用が可能だ | レールの上を移動&固定するベースはユーティリティフックの機能も持つ | ベースやベルトなどをまとめて保管できる専用ケースも用意されている |
71個のLEDを使用する「LED ハイパフォーマンスヘッドライト」 | CLS 350 BlueEFFICIENCY AMGスポーツパッケージやCLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCYに標準設定されるスクエアデザインのツインクロームエグゾーストエンド |
CLS 350 BlueEFFICIENCYが装着する255/40 R18タイヤ | CLS 550 4MATIC BlueEFFICIENCYのフロントタイヤ。サイズは255/35 R19 | 鍛造アルミホイールに255/35 R19タイヤを組み合わせるCLS 63AMGシューティングブレークEdition 1のフロントタイヤ |
(佐久間 秀)
2012年 10月 12日