フォルクスワーゲン グループ ジャパンはコンパクトSUV「ティグアン」に「TSI ブルーモーションテクノロジー」「TSI ブルーモーションテクノロジー R-Lineパッケージ」を追加し、20日に発売した。価格はTSI ブルーモーションテクノロジーが339万円、TSI ブルーモーションテクノロジー R-Lineパッケージが379万円。

　直列4気筒DOHC 1.4リッター直噴ターボ＋スーパーチャージャーエンジンと湿式の6速デュアルクラッチAT「DSG」を搭載し、駆動方式を2WD（FF）としたモデル。既存の4WDモデル「R-Line」は「2.0 TSI R-Line 4モーション」に改称し、426万円で販売が継続される。

　ブルーモーションテクノロジーの名称通り、アイドリングストップ機構やブレーキエネルギー回生システムを備えるほか、走行中にアクセルペダルを離すとエンジンとトランスミッションから切り離して燃料消費を抑える「コースティング走行モード」を新たに装備した。75％のエコカー減税を利用可能。

　また純正カーナビ「712SDCW」とリアビューカメラ「Rear Assist」を全車標準で装備する。

　R-Lineパッケージには専用のファブリックシート/アルミ調ペダルクラスター/レザー3本マルチファンクションステアリングホイール/前後バンパー/リアスポイラー/ホイールハウスエクステンション/ドアシルプレート/スポーツサスペンション、ボディー同色サイドスカート、クロームパッケージ（フロントグリル/サイドウインドー）、バイキセノンヘッドライト、スタティック＆ダイナミックコーナーリングライト、ヘッドライトウォッシャー、235/50 R18タイヤ、8J×18アルミホイール（5本スポーク）などが装備される。

TSI ブルーモーションテクノロジー R-Lineパッケージとその装備
2.0 TSI R-Line 4モーション

【お詫びと訂正】記事初出時、仕様表の駆動方式とトランスミッションの記述を誤っておりました。お詫びして訂正させていただきます。