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パイオニアとNTTドコモ、自動車向け音声意図解釈技術を開発

カーナビサービス「ドコモ ドライブネット」で自然な言語の音声操作が可能

2012年12月4日発表

 パイオニアとエヌ・ティ・ティ・ドコモは12月4日、ドコモの音声エージェント機能「しゃべってコンシェル」の技術を応用した自動車向け音声意図解釈技術を共同で開発したと発表した。

自動車向け音声意図解釈技術
利用イメージ

 今回開発した技術は、ドコモが提供する「しゃべってコンシェル」の音声認識技術・意図解釈技術と、パイオニアの自動車向けコンテンツ配信技術、運転環境における操作・機能の利用動向データを組み合わせ、自動車向けに独自に最適化した音声意図解釈技術。この技術を使うことで、「ペットと入れるレストラン、ない?」「車どこに停めたらいい?」などの自然な言葉での音声操作が可能になると言う。

 ドコモは、12月5日より、ドコモスマートフォンやドコモタブレットで利用できるカーナビサービス「ドコモ ドライブネット」で、目的地検索やカーナビの操作等を音声で指示できる新機能を追加する。

 ドコモ ドライブネットの月額使用料は315円。

(編集部:谷川 潔)