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米GM、デトロイトショーで新型「コルベット」公開

パワートレーン、デザイン、シャシーを刷新。日本への導入も予定

新型「コルベット」
2013年1月13日(現地時間)発表

 米GMは1月13日(現地時間)、2013年デトロイトモーターショー(会期:1月14日~27日)で新型「コルベット」を初公開した。新型コルベットは、米国で2013年の第3四半期に発売される予定。日本への導入も予定するが、発売時期は未定としている。

 今回で7代目にあたる新型コルベットは、フレーム構造やシャシー、パワートレーン、エクステリア&インテリアデザインを一新。従来モデルから継続する部品はわずか2つと言う。

 パワートレーンでは、直噴システムとアクティブフューエルマネージメント、連続可変バルブタイミングなどを採用した新型のV型8気筒6.2リッターエンジン「LT1型」を搭載。最高出力は335kW(450HP)、最大トルクは610Nmで、“スタンダードモデルとしてはもっとも高性能”と謳う。0-60mph加速は4秒以下としている。

 エクステリアではカーボンファイバー製エンジンフード、リムーバブルルーフパネル、複合材製フェンダー、ドア、リアクォーターパネル、カーボン・ナノコンポジット製アンダーボディーパネルといった軽量素材を装備。

 また、インテリアではカーボンファイバー、アルミニウム、ハンドメイドのレザー素材を使用するとともに、サポート性に優れた軽量マグネシウムフレームを持つ2種類の新型シートなどを装備した。

 GM北米のマーク・ロイス社長は、「1963年型のシボレー コルベットと同じように、最先端技術と息を飲むようなデザイン、畏れるほどの走行性能を備えたシボレー コルベットは、最高のパフォーマンスを体現しています。まったく新しいシボレー コルベットは、最新のテクノロジーとデザイン、エンジニアリングを活かし、これまで以上に進化しています」と述べている。

(編集部:小林 隆)