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アウディ、ハイパフォーマンスモデル「RS 4アバント」発売

450PSを発生するV8 4.2リッター自然吸気エンジン搭載

RS 4アバント
2013年4月10日発売

1195万円

 アウディ ジャパンは、新型「RS 4 アバント」を4月10日に発売する。価格は1195万円。ステアリング位置は左右から選択できる。

 昨年のジュネーブショーで公開された、A4シリーズのハイパフォーマンスモデル。3世代目となる新型RS 4 アバントは、最高出力331kW(450PS)/8250rpm、最大トルク430Nm(43.8kgm)/4000-6000rpmを発生するV型8気筒DOHC 4.2リッター直噴自然吸気エンジンを搭載。これに7速デュアルクラッチAT「Sトロニック」を組合わせ、クラウンギアセンターデフ付きのクワトロシステムを介して4輪を駆動する。

 0-100km/h加速を4.7秒、最高速250km/hとしつつ、JC08モード燃費は8.1km/Lを実現している。

 サスペンションは専用のアルミニウム製ダブルウィッシュボーンとし、車高はA4 アバントに比べ20mm低い設定となる。また新デザインの20インチ5Vスポークデザインのアルミホイールを装着し、その奥にはフロント8ピストン、リアシングルピストンのアルミニウム製モノブロックキャリパーと、軽量なウェーブデザインのベンチレーテッドブレーキディスクを採用する。

 ボディーサイズは4720×1850×1435mm(全長×全幅×全高)とし、A4 アバントよりも25mm幅広となるワイドフェンダーを装着。また、エクステリアではつや消しアルミニウム仕上げのフレームとなるハニカムメッシュのシングルフレームグリル、デュアルエクゾーストシステムを組み込んだリアディフューザー、リアアクスルのダウンフォースを高めるルーフエンドスポイラーなどを標準装備する。

 インテリアではファインナッパレザーのSスポーツシートを標準装備。シートカラーはブラックとルナシルバーの2種類を用意する。センターコンソールまわりにカーボンのデコラティブパネルを配するほか、ステアリングはRS 4のロゴ入りでフラットボトム形状のマルチファンクション&パドルシフト付き本革巻き3スポークタイプを採用。そのほかラゲッジ容量は490Lとし、後席を倒せば最大1430Lにまで拡大する。

(編集部:小林 隆)