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トヨタマーケティングジャパン、2013年度の峠カルチャー活動を開始
プレミアム写真集「TOYOTA 86 1st.ANNIVERSARY BOOK TOUGE」が5月25日に発売
(2013/5/15 00:00)
トヨタマーケティングジャパンが展開している「クルマ好きのお客さまとともに育てていくスポーツカルチャー推進構想」。FRスポーツカー「86」の販売開始により始まったこの推進構想が2年目を迎え、コンテンツや各種内容が大幅に充実され、よりスポーツカーファンが参加しやすい形にリニューアルされる。その内容について、5月14日にトヨタ自動車のアミューズメント施設メガウェブ(東京都江東区青海)で発表会を開催した。
2012年度は、峠にスポットを当てた「大人の峠カルチャー」を活動の中心に据え、「日本の峠をみんなで投票・ランキング化するWEBコンテスト-86峠セレクション-」や「86ヶ所の選定峠をみんなで走り、チェックインして、シェアするプログラム-リッジクエスト-」などを展開し、オンラインとオフラインを繋げるスポーツカーの推進活動を行ってきた。
これらの活動のWebにおける中核が、ユーザーが登録する形でさまざまな情報を共有できる「86 SOCIETY」。掲示板でのオフ会の案内やイベント情報、パーツのレビュー、Q&Aなど各種コンテンツがあり、5月13日現在で3583人のスポーツカーファンや86ユーザーが登録し利用していると言う。
2013年度も、峠カルチャー活動は引き続き行われるそうで、よりスポーツカーファンの参加性を拡大することや、昨年度に参加したユーザーの声を反映してリニューアルすることになった。
まずは、峠ガイドの拡充がポイントとなる。1つ1つの峠の写真やグルメガイド、周辺の遊び場所などをユーザーがアップロードできるようになり、ユーザーが情報を寄せ合って作り上げる峠のガイダンスとなる。加えて、路面コンディションや混雑度合い、ブラインドコーナーの少なさなど11項目の評価軸も用意され、一目でその峠の情報が分かるようになる。
また、昨年度も開催された、86で走りたい日本中の峠を86オーナーやスポーツカーファンとともにセレクトする「86峠セレクション」を今年も実施する。昨年度は120カ所の峠から86カ所が選定されるセレクションだったが、今年度はユーザーから送られてきた情報を加えることで、ノミネートされる峠が151カ所に増えた。その中から86カ所の峠を選定することになるが、今回は5月14日~7月16日の間に投票を受け付け、8月中旬に86の選定峠が発表されることになる。
昨年度の86峠をすべて走破したユーザーはマイスターと認定され、5票分の投票数を持つ。マイスター以外は1票を投票することができ、合計投票数で上位86カ所が2013年度の選定峠となる。
そして、峠カルチャー活動をオンライン側からサポートする「86SOCITY」と「リッジクエスト」も2013年度版としてリニューアルされ、機能性を強化する。走行した峠でチェックインできるリッジクエストは、上位の峠だけでなくノミネートされたすべての峠で使えるようになった。また、86SOCITYはユーザーが見やすいようにデザインが一新され、5月末には携帯アプリもスタートするそうだ。
なお、当日は86の発売から1周年を記念して製作されたプレミアム写真集「TOYOTA 86 1st.ANNIVERSARY BOOK TOUGE」(http://toyota-86.jp/86society/news/release/003.html)が5月25日に発売されることもアナウンスされた。
峠カルチャー推進活動の舞台となった美しい峠と駆け抜ける86をテーマに、写真家の五條伴好さんが撮り下ろした写真集に加え、BS日テレで放映されている「TOUGE」でオンエアされたBGMを収録したスポーツドライビングCD、トートバックがセットになっている。価格は3980円で、初版4000部となっている。