フィアットクライスラー、「ジープ コンパス」のトランスミッションを刷新

　フィアットクライスラージャパンは、ジープのエントリーモデル「ジープ・コンパス」の改良を行い、7月13日に発売する。グレードは「Sport（スポーツ）」「Limited（リミテッド）」の2モデルを設定し、価格はそれぞれ265万円、325万円。ステアリング位置は右のみ。

　ジープ・コンパスは、2012年に日本のジープブランドとして初めて2WD（FF）車のみを導入し、1グレード展開となっていたが、今回の改良に伴い2WD（FF）のスポーツ、4WDのリミテッドの2モデルを設定。

　2012年仕様ではトランスミッションはCVTとなっていたが、新型ジープ・コンパスではいずれも専用設計となる電子制御式6速ATを搭載。エンジンはスポーツが直列4気筒DOHC 2.0リッター、リミテッドが直列4気筒DOHC 2.4リッターで、ともにインテーク/エグゾーストカムシャフトにデュアル可変バルブタイミング（VVT）を搭載し、出力と燃費効率の改善を図った。JC08モード燃費はそれぞれ10.6km/L、10.7km/Lとなっている。

　デザイン面では、フロントグリルをクローム仕上げにするとともに、限定車「Jeep Altitude（ジープ・アルティテュード）シリーズ」で採用されるヘッドライト内側のブラックベゼルを装備。また、リミテッドはグリル内テクスチャーをビレットシルバーに変更したほか、ボディー同色ドアミラーカバーや新型18インチホイール（タイヤサイズ：215/55 R18）を採用した。