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スーパー耐久開幕戦SUGOは、大雪に見舞われ「SUGO春の雪祭り」へ
レースは中止。GT3マシンが増えた今シーズンのマシンを一挙紹介
(2013/5/28 14:29)
4月21日、スポーツランドSUGO(宮城県村田町)で開催されるスーパー耐久シリーズ第1戦は、季節外れの大雪により中止となってしまった。そのため本記事では、決勝当日のピットレーンの様子と、今シーズンを戦うマシンを紹介しよう。
決勝レースは中止。チーム、選手は足を運んでくれたファンと一緒に雪まつり
決勝当日は朝から雪。午後から天候が回復するとの予報もむなしく、雪は一向に止む気配がなかったため、サポートレースを含む全てのレースが中止となった。
しかしながらサーキット側は足を運んでくれたファンにピットレーンを開放。それに応える形で、各チームのレースクイーンはいつも通りのスタイルで雪の中で震えながらもファンサービスを行った。コース上では選手たちがガイドを務め、ファンを乗せたバスを運行させた。会場内のBGMとして広瀬香美の「ロマンスの神様」が流れた時には、少々わるふざけが過ぎるのではと思ったが、ちょっと変わった想い出の一コマとなったファンもいるのではなかろうか。
GT3マシンやトヨタ86、アバルトなど話題のマシンが一挙参戦
2013年シーズンは、SUPER GTのGT300クラスでも活躍中のFIA-GT3マシンのエントリーが一挙に7台に増え、昨年までS2000やインテグラ、シビックなどホンダVTEC勢が凌ぎを削ってきたST-4クラスには4台ものトヨタ86、そして2台のアバルトが加わり各クラスともに一層激しいレース展開が予想される。
またドライバー勢も、GT300クラスの2012年チャンピオンである峰尾恭輔選手のほか、谷口信輝、片岡龍也、星野一樹、藤井誠暢選手らをはじめSUPER GTやWRC、WTCCなど多くのカテゴリーから有力ドライバーが参戦している。
以下に、今シーズンのマシンをクラスごとに写真で紹介していく。写真は予選時のものになる。
●GT3クラス(FIA-GT3公認車両)
●ST-1クラス(排気量3501cc以上)
●ST-2クラス(排気量2001~3500ccの4WD車)
●ST-3クラス(排気量2001~3500ccの2WD車)
●ST-4クラス(排気量1501~2000cc)
●ST-5クラス(排気量1500cc以下)
2013年シーズンのスケジュール
第1戦が中止となり、実質的なポイント争いは韓国戦よりスタートした。混戦の予想される今シーズンを制するのはどのチームのどのマシンだろう。次戦は7月20日、21日のツインリンクもてぎ開催となる。
開催 | 日付 | 開催名 | サーキット名 |
---|---|---|---|
第1戦 | 4月20日、21日 | SUGOスーパー耐久3時間レース(雪のため中止) | スポーツランドSUGO |
第2戦 | 5月25日、26日 | 韓国シリーズ | インジェ・オートピア |
第3戦 | 7月20日、21日 | もてぎスーパー耐久 | ツインリンクもてぎ |
第4戦 | 8月10日、11日 | スーパーTEC7時間 | 富士スピードウェイ |
第5戦 | 8月31日、9月1日 | スーパー耐久レースin岡 | 岡山国際サーキット |
第6戦 | 9月21日、22日 | スーパー耐久鈴鹿 | 鈴鹿サーキット |
第7戦 | 11月9日、10日 | Super Taikyu Series 2013 Rd.7 | オートポリス |