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ヨコハマタイヤ、低燃費タイヤのラベリング「AAA/a」の「ブルーアース・ワン EF20」

195/65 R15の1サイズ。転がり抵抗性能、ウェットグリップ性能ともに最高に

「AAA/a」のブルーアース・ワン EF20
2013年7月発売

オープンプライス

 ヨコハマタイヤ(横浜ゴム)は、低燃費タイヤのラベリング制度で、転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「a」とともに最高グレードとなる「BluEarth-1 EF20(ブルーアース・ワン・イーエフ・ニーマル)」を7月から発売する。サイズは195/65 R15 91H の1サイズで、価格はオープンプライス。

 「ブルーアース・ワン EF20」は、従来品「BluEarth-1 AAA spec(ブルーアース・ワン・トリプルエースペック)」の後継モデル。AAAスペックでは、転がり抵抗性能「AAA」、ウェットグリップ性能「c」だったが、ウェットグリップ性能を「a」へと大幅に引き上げた。

 今回のモデルチェンジにあたっては、コンパウンド配合技術「ナノブレンドゴム」を世界最高性能の大型放射光施設「SPring-8」で検証し、より精密に、より高性能にチューンアップ。トレッドパターンも変更し、接地面積を拡大した非対称トレッドパターンが高いウェットグリップと剛性を発揮するとしている。

トレッドパターンは非対称パターンを採用。右がアウト側
空気抵抗や騒音の発生に配慮して、サイドウォールにはディンプルが配され、「YOKOHAMA」ロゴは凹モールドに

 これらにより、ウェット操縦安定性(ラップタイム)では19.7%、ウェット円旋回では50.6%、ウェット制動では13.2%向上しているほか、ドライの制動も2.6%向上。ロードノイズも7.4%低減した。、空気漏れを抑制する新素材インナーライナー「AIRTEX Advanced liner(エアテックス アドバンスド・ライナー)」やロードノイズを低減する「サイレントリング」は継続採用している。

性能比較表

(編集部:谷川 潔)