クラリオン、クラウド型サービス「Smart Access」対応のAVライトナビ「NX513」

　クラリオンは、クラウド型情報ネットワークサービス「Smart Access（スマート アクセス）」対応の2DINカーナビ「NX513」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

Smart Accessに対応しながら手ごろな価格を実現

　NX513では、スマートフォンとの連携でバラエティ豊富な対応アプリを利用したり、鮮度の高いリアルタイム情報を活用できるSmart Accessに対応しながら、上位機種として6月にリリースされたSmart Access対応のNX613で採用する7型ワイドVGAモニターや地上デジタルTVチューナーなどを、6.2型ワイドVGAモニターとワンセグに変更して価格を大幅に引き下げたモデルとなっている。

　価格に直結する大画面モニターとフルセグチューナーを簡素化しつつも、従来機種から「フリックオペレーション」「インテリジェントチューン」などを踏襲。フリックオペレーションではスマートフォン感覚で画面を指先で操作し、フリック（払う）操作でナビ画面のスクロールやオーディオの曲名リスト選択などが可能になる。独自の音響技術であるインテリジェントチューンは「サウンドリストアラー」「バーチャルバス」「ヴォーカルイメージコントロール」「ボリュームスムーサー」「グラフィックイコライザー」という5種類の機能を搭載し、高音質で迫力あるサウンドが楽しめる。対応メディアはDVD、CD、SDカード、USBメモリーで、動画のVRモード、MP3、WMA、AACなどを再生可能。

　このほか、昭文社の道路地図帳「スーパーマップル」をベースに2013年春版地図データを収録した「マップルナビ5」を採用。約8万件の観光ガイド情報を収録するほか、膨大な観光情報を目的に応じて使い分けるメニュー表示「まっぷる おでかけBANK」も新搭載している。

　NX513の本体サイズは178×164.9×100mm（幅×奥行き×高さ）、重量2.0kg。車内の雰囲気に合わせてイルミネーション色をコーディネートできる「728色バリアブルカラーキーイルミネーション」を採用している。