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日産、「セレナ」「エクストレイル」「ラフェスタ」「フーガ」で約75万にリコール

アクセルセンサ内部の接触不良で加速不良のおそれ。また、アイドル回転付近でエンストするおそれ

基準不適合発生個所
2013年9月26日発表

 日産自動車は9月26日、「セレナ」「エクストレイル」「ラフェスタ」「フーガ」の4車種、計75万3990台のリコールを発表した。

 発表によると、「アクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセルセンサにおいて、アクセルペダルを横方向に押す力が働くような踏み方をした場合に、当該センサ内部の接点の接触力が不足して接触不良を起こすことがあります。このため、当該センサ信号が出力不良となることで、フェールセーフ制御が作動してスロットルバルブ開度を制限し、加速不良となるおそれがあります。また、フェールセーフ制御時の吸入空気量設定が不適切なため、スロットルバルブに汚れが堆積している場合に、アイドル回転付近での空気量が不足して、エンストに至るおそれがあります」とのこと。改善内容は、当該アクセルペダル一式を対策品と交換し、エンジン制御コンピュータのプログラムを修正する。

 また、これと連動して、スズキがOEM販売している「ランディ」でも同様のリコールが発表されており、計1万754台が対象となっている。

(編集部:佐久間 秀)