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パナソニック、補助金対応予定のEV・PHEV充電用充電ボックス「エルシーヴ キャビ」(モード3)
電力ピークコントロールに対応。エルシーヴシリーズは、エヴァとコラボレーション
(2013/11/27 00:00)
パナソニック エコソリューションズ社は、EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)用充電ボックス「ELSEEV cabi(エルシーヴ キャビ)」(モード3)を2014年1月21日に発売する。価格は、標準タイプ「DNC321」が17万8500円、充電コントロール機能付き「DNC321P」が18万9000円。両製品とも、経済産業省「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助金対応機種への申請を予定している。
エルシーヴ キャビ モード3は、壁面取り付けタイプの普通充電器となり、AC200V 20Aの充電機能を有する。充電設備側に自動車との接続確認などを行うCPLT(コントロールパイロット)機能を搭載するモード3に対応。充電コントロール機能付きのDNC321Pでは、別売の「ピークコントロールボックス」と組み合わせることで、家庭全体の電気使用量にあわせ、充電の際の電流値を自動制御。ブレーカ遮断による全停電を未然に防ぐことができる。
充電ケーブル一体式であり、ケーブル収納式のため、近年問題となっている盗電の心配もない。扉には鍵付きハンドルも設けられている。
本体サイズは300×147×1000mm(幅×奥行き×高さ)で、ケーブル長さは約7m。防水保護等級はIP44相当(扉を閉めた場合)となる。
エルシーヴとエヴァンゲリオンがコラボレーション
関連記事「パナソニック、神奈川県箱根町にエヴァンゲリオンデザインのEV充電スタンドを設置」でもお伝えしたとおり、同社の公共スペース向けEV・PHEV充電用充電ボックス「エルシーヴ」シリーズのエヴァンゲリオンデザイン版を神奈川県箱根町に設置。箱根町は、アニメ「エヴァンゲリオン」に第3新東京市として登場することから、これまでにも「ヱヴァンゲリヲン 箱根補完マップ」の配布などコラボレーションを実施している。
今回、パナソニックは電気を動力源とするエヴァンゲリオンと、EVのイメージが重なることから、箱根地区専用のエヴァンゲリオンカラーの充電スタンドを設置した。
家庭用のエルシーヴ キャビと同時に公開された、エヴァンゲリオンカラーの充電スタンドは8種類。初号機と2号機はすでに設置されている。パナソニックの担当者によると、「パブリックスペース向けのエルシーヴの活用例として広く知っていただければ」とのこと。自治体からの相談があれば、ほかのカラーリングなどの対応も可能だという。
パブリックスペース向けのエルシーヴ(DNE3000、DNE3300)はすでに「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助金対象となっており、パナソニックではWebページ「ホジョキンナビ」(http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haikan/elseev/hojyokin_navi.html)で、補助金利用についてのガイドを掲載している。