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SPK、ハイライダースプリング「CHUHATSU PLUS MULTI ROAD」にZVW30型プリウスの前期型対応品が登場
前後タイヤを約25mm車高アップさせて乗り心地と使い勝手が向上
(2013/12/24 15:20)
SPKは、先日リリースした自動車用スプリング「CHUHATSU PLUS MULTI ROAD」に、ZVW30型プリウスの前期型モデル対応製品を追加設定する。価格は4万2000円。これにより、現行モデルとなる3代目プリウスの全車に「CHUHATSU PLUS MULTI ROAD」が対応することになった。
CHUHATSU PLUS MULTI ROADでは、一般的なローダウンスプリングが車高を下げることを目的の1つとしていることとは逆に、装着することでフロント/リアタイヤを純正車高から高める製品となっている。先だってリリースされたG、S、Lグレード車(後期)、各ツーリングセレクション車(前期/後期)の対応品ではフロントを約20mm、リアを約30mm純正車高からアップさせていたが、今回発売される前期型G、S、Lグレード車対応品では、車体との取り付け部分の形状の違いから前後タイヤが約25mm車高アップする効果を持つ。
この車高アップにより、荒れた路面を走行したり、歩道などの段差を乗り越えるときにボディーと路面が接触するリスクを低下させ、純正状態より気軽に運転できるようになる。また、ダンパーのストローク量が増えることで乗り心地が向上し、ロールセンターをアップさせてコーナーリング時の安定感を高めるセッティングとなっている。
このほか、従来からのCHUHATSU PLUS製品と同じく、中央発條の特許技術「SASC(横力制御ばね[Side Action Spring by CHUHATSU])」、専用開発のバンプラバー、軽量・高剛性のバナジウム鋼使用による経年劣化対応力といった基本スペックを備えている。