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ケンウッド、Wi-Fi接続対応の彩速ナビ「MDV-Z701」「MDV-Z701W」
Wi-Fi接続でスマホのテザリング機能を活用し、スマホとの連携力を強化
(2014/1/7 15:44)
JVCケンウッドは、同社の彩速ナビゲーションのハイエンドモデルとなる「Type-Z」の新製品「MDV-Z701」「MDV-Z701W」を1月中旬から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ13万円前後。
品名 | 型番 | 店頭予想価格 | 発売時期 |
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地上デジタルTVチューナー内蔵 DVD/USB/SD/ Bluetooth AVナビゲーションシステム | MDV-Z701 | 13万円前後 | 2014年1月中旬 |
地上デジタルTVチューナー内蔵 DVD/USB/SD/ Bluetooth AVナビゲーションシステム (200mmワイドモデル) | MDV-Z701W |
「彩速ナビ」シリーズの最上級モデルとなるこの新製品では、従来モデルから7Vワイド型の高精細WVGA液晶パネルと高輝度ホワイトLEDバックライトで構成される「プレミアム・ファインビュー・モニター」、デュアルコアCPUによってスマートフォン感覚の操作感と高速レスポンスを実現する「ジェットレスポンスエンジンIII」、準天頂衛星「みちびき」対応と「高測3Dジャイロ2」を組み合わせた高精度な自車位置測位といったカーナビとしての高い基本性能を受け継ぎつつ、新たにWi-Fi接続に対応させるなど、スマートフォンなどのデバイスとの接続・連携を強化している。また、従来モデルでは時間差のリリースとなったトヨタ/ダイハツ車に設置されている横幅200mmのワイドコンソール対応の200mmワイドモデルも今回は同時ラインアップとなっている。
新しく採用されたWi-Fi接続機能では、スマートフォンなどのWi-Fi対応機器と車載のナビ本体を付属品のUSB Wi-Fiアダプタで接続。スマートフォン内に収められた音楽や動画などのコンテンツを手軽に車内で楽しめるようになるほか、スマートフォンのテザリング機能を利用してインターネット接続も可能になる。これにより、インターネット上のさまざまなコンテンツとナビを連携させる「KENWOOD Drive Info.」が使用可能になるほか、開通予定道路情報データ、オービスデータのダウンロード機能、お知らせ情報通知機能なども利用できるようになる。また、Bluetooth接続によるスマートフォンの音声ハンズフリー操作、走行ロケーション、時間、天気、今の気分などに応じて音楽ナビゲーターの「シェフ」が最適な音楽を選曲・提供するレコメンデーション型音楽配信サービス「music Chef」に対応するなど、スマートデバイスとの連携力を強化している。
このほかにナビ機能では、新たに電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車などでのドライブをアシストするため、地図上に充電スポットを表示する「EV充電スポット表示」を追加している。本体サイズはMDV-Z701が180×185×100mm(幅×奥行き×高さ)で重量は2910g、MDV-Z701Wが200×185×100mm(同)で重量は2940gとなっている。