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コンチネンタルタイヤ、オールシーズン対応のハイパフォーマンスタイヤ「ExtremeContact DWS」

ブロック剛性を高める「チャムファードエッジ」と非対称パターンで幅広い路面状況に対応

29サイズ展開となる「ExtremeContact DWS」
2014年6月2日発売

オープンプライス

スタッドレスタイヤまでの性能は持たないものの、ドライ路面からシャーベット状路面まで幅広くグリップ力を発揮するオールシーズンタイヤ

 コンチネンタルタイヤは、乗用車用ハイパフォーマンスタイヤ「ExtremeContact DWS(エクストリームコンタクト・ディー・ダブリュー・エス)」を6月2日から順次発売する。サイズは215/45 ZR18 93Y~295/25 ZR22 97Yの29サイズで価格はオープンプライス。

 ExtremeContact DWSは、同社が北米市場向けに開発したドライ性能とウェット性能を極限まで高めることを目指した「ExtremeContact DW」の姉妹品で、DWのドライ性能とウェット性能に加え、Sにあたるスノー性能まで対応するタイヤ。トレッドに「D」「W」「S」の3種類のインジケーターを刻印し、それぞれの刻印が摩耗して読めなくなるまでベストなパフォーマンスを発揮するとしている。

 特徴的な非対称パターンによってドライ性能とウェット性能を高い次元で両立し、トレッドのブロック面を面取りする「チャムファードエッジ」テクノロジーでブロックゴムの変形を抑制。乗り心地と快適性を犠牲にすることなく、ドライ路面におけるハンドリング性能や直進安定性を高めている。

 また、接地面のパターンが歪まないようにしてタイヤ内部のエネルギーロスを抑制。発熱量を下げて転がり抵抗を削減しつつ、耐摩耗性を向上させる「DTD(Dynamic Temperature Distribution)テクノロジー」を採用。省燃費性とライフサイクル向上による環境性能を手にしている。

(編集部:佐久間 秀)