SPK、SFRD（周波数応答式可変ダンパー）採用86/BRZ 6速MT車用サスキット「SHOWA TUNING SPORTS Evolution-極-」

　SPKは、ショーワ製のトヨタ自動車「86（ZN6）」/スバル（富士重工業）「BRZ（ZC6）」用サスペンションキット「SHOWA TUNING SPORTS Evolution-極-」を6月下旬に発売する。今回発売するのは6速MT車用で、価格は12万8600円（税別）。AT車用は今秋発売予定となっている。

　ショーワが提唱する「しなやかな乗り心地」はそのままに、街乗りからサーキット走行まで幅広く対応するノーマル形状ダンパーのハイエンドモデル。

　「SPORTS Evolution-極-」では路面からの入力、車速変化、ステアリング操作によって発生するダンパーの作動周波数に応じて減衰力を自動的に変化させる「SFRD（Sensitive Frequency Responce Damper：周波数応答式可変ダンパー）」や、微小ストローク領域でのフリクション特性の最適化と乗り心地の向上を目的に新しいダンパーオイルを採用。フロントダンパーケースの肉厚化によって耐久性も高めた。

　また、86/BRZはフロントストラット長が短く、横力に対する作動性で不利なレイアウトになっているため、フロントストラット下端を60mm延長させ、そのうち45mmをベアリングスパンの延長に、15mmをSFRD構造の装着に使って作動フリクションを大幅に減少させたという。

　「SPORTS Evolution-極-」の装着により車高はフロント約10mm、リア約15mmダウン。スプリングレートはフロント35.0N/mm、リア44.0N/mmとなっている。