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SPK、SHOWA TUNINGの「SPORTS Evolution-極-」に86/BRZ 6速AT車用を追加

SFRD(周波数応答式可変ダンパー)採用で乗り心地と操縦安定性を両立

「SHOWA TUNING SPORTS Evolution-極-」の86/BRZ 6速AT車対応品
2014年9月29日発売

12万8600円(税別)

「SHOWA TUNING SPORTS Evolution-極-」を装着した車両のイメージ

 SPKは、SHOWA TUNINGサスペンションキットの「SPORTS Evolution-極-」に、トヨタ自動車「86(ZN6)」/スバル(富士重工業)「BRZ(ZC6)」の6速AT車対応品を追加して9月29日に発売する。価格は12万8600円(税別)。

 このSPORTS Evolution-極-を装着すると、純正状態から車高がフロントで約10mm、リアで約15mm低くなるほか、肉厚化されたフロントダンパーケースによって耐久性が向上。また、路面からの入力や車速の変化、ステアリング操作などによって発生するダンパー内部の作動周波数ごとに減衰力を自動的に変化させる「SFRD(Sensitive Frequency Responce Damper:周波数応答式可変ダンパー)」を採用。さらに微小ストローク領域におけるフリクション特性の最適化と乗り心地の向上を目指した新しいダンパーオイルを使い、さまざまな状況で乗り心地と操縦安定性を両立させている。

 このほか、86/BRZは基本設計のフロントストラット長が短く、横力に対する作動性で不利なレイアウトになっているとの分析から、SPORTS Evolution-極-ではフロントストラットの下端を60mm延長。この60mmのうち、45mmをベアリングスパンの延長、15mmをSFRD構造の組み込みに利用し、フリクションを大幅に低減させている。このダンパーに組み合わされるスプリングは、スプリングレートがフロント35.0N/mm、リア44.0N/mmとなる。

(編集部:佐久間 秀)