ニュース
ダイハツ、「ミラ ココア」をマイナーチェンジ、160通りのバリエーション設定
2WD車は29.0k/L、4WD車は26.8km/Lを達成、全車エコカー減税の免税対象に
(2014/8/27 16:26)
ダイハツ工業は8月26日、軽乗用車「ミラ ココア」をマイナーチェンジして発売した。価格は118万8000円~162万5400円。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ココアL | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,188,000円 |
4WD | 1,328,400円 | |||
ココアX | 2WD(FF) | 1,296,000円 | ||
4WD | 1,436,400円 | |||
ココアX“スマートセレクションSN” | 2WD(FF) | 1,377,000円 | ||
4WD | 1,517,400円 | |||
ココア プラスX | 2WD(FF) | 1,404,000円 | ||
4WD | 1,544,400円 | |||
ココア プラスX“スマートセレクションSN” | 2WD(FF) | 1,485,000円 | ||
4WD | 1,625,400円 |
今回のマイナーチェンジにあたり、同社は女性ユーザーが約9割を占めるというミラ ココアユーザーへの個別ヒヤリングやグループインタビューを行うなど、女性の声を徹底リサーチ。その情報をもとに、今回エクステリアデザインの変更とともに、全15色のボディーカラーや9通りから選択できるインテリアカラーなど、軽自動車最多となる160通りのバリエーションを設定し、豊富な選択肢を揃えることでユーザーからの要望が高い「選ぶ楽しさ」を具現化した。
エクステリアでは、新デザインのフロントバンパーを採用(ココアLを除く)したほか、ココア プラスX/スマートセレクションSNではLEDヘッドランプやリング状に光るLEDクリアランスランプ、大型メッキグリル加飾を装備するとともに、グレード名の“プラス”をモチーフにしたハッピークローバーエンブレムなどが備わっている。
ボディーカラーは新色のシルキーラベンダーメタリックオパールをはじめ、5種類の2トーンセレクションなど全15色を設定。2トーンセレクションでは従来からパールホワイト塗装の見切り位置を変更するとともに、ホイールキャップ中心部をボディーカラーと同色にしてデザイン性を高めた。
インテリアでは、内装パネル(インパネ/センターコンソール/ホーンパッド/ドアアームレスト)とシートカラーにそれぞれアイボリー、ブラウン、ピンクベージュを設定し、計9通りのインテリアコーディネート(ココア プラスX/スマートセレクションSNに標準装備)を楽しむことができる。
また、ココア プラスX/スマートセレクションSNでは「ジュエリーボックス」をテーマとし、点灯時に高輝度LEDによって宝石のように輝く「LEDジュエルランプ」を新たに標準装備している。
そのほか、パワートレーンではクールドi-EGRやCVTサーモコントローラーを採用し、JC08モード燃費は2WD車が29.0k/L、4WD車が26.8km/Lを達成。全車エコカー減税の免税(100%減税)対象とした。また、フロントアームブッシュの特性変更で乗り心地の改善を図るとともに、カウル/インパネ裏に吸音材を追加して静粛性を高めるなど、基本性能の向上が図られている。加えて全車にエマージェンシーストップシグナルを採用したほか、ココアLの除く全車にキーフリーシステム、オート格納式(キーフリー連動)カラードドアミラーを採用した。
なお、ミラ ココアの発売と同時に、ダイハツ社内の女性社員で構成される「ココかわプロジェクト」を発足。同プロジェクトは内外装デザインや用品開発、販売促進策の検討など、開発から販売施策まで女性独自の視点で提案を行うというもの。プロジェクトには全国各地の販売会社の女性スタッフも参加し、11ブロックに分けられた各地域の特徴に合わせた特別仕様車を設定するといった企画も行われている。特別仕様車の内容などはココかわプロジェクトの特設サイト(http://www.daihatsu.co.jp/cocokawa/project/)で確認できる。