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JAL、アジアパラ競技選手団の出発セレモニーを開催

車いすテニスの国枝慎吾選手、陸上の高桑早生選手ら116人を乗せ出発

2014年10月14日開催

JALから花束を贈られた国枝選手と高桑選手

 JAL(日本航空)は10月14日、韓国仁川で18日より開幕する「インチョン 2014 アジアパラ競技大会」に出場する日本選手団の出発セレモニーを羽田空港国際線ターミナルにて開催した。

 今回のアジアパラ競技大会において選手団の主将を務めるのは、全米オープンのシングルス、ダブルス両方で優勝を果たしたのが記憶に新しい車いすテニスの国枝慎吾選手。旗手は陸上短距離の高桑早生選手が務める。

 出発ゲート前で行われたセレモニーでは、応援メッセージが記された大きな横断幕が掲げられるとともに、選手団の代表として両選手に日本航空社員から花束が贈られた。国枝選手は「皆様のおかげでスムーズに仁川の地に旅立つことができます。帰りの飛行機の際には最高の結果を報告できるように選手一同戦ってきます」と挨拶。高桑選手も、「頑張ってくるので応援よろしくお願いします」と決意を新たにしていた。

花束を受け取る両選手
車いすテニスの国枝慎吾選手は、「帰りには最高の結果を報告できるように」と決意表明
陸上短距離の高桑選手。「言いたいことは国枝選手が全部言ってしまった」と笑いながら挨拶
横断幕やJAL社員とともに

 JALでは2005年から9年間にわたって、唯一のオフィシャルエアラインとしてパラリンピック等のパラ競技に出場する選手団の輸送に関わるサポートを行っており、今回のアジアパラ競技大会については計116人の選手らをボーイング767-300ER(定員227人)で韓国・金浦空港へと送り届ける。車いすを使っている選手が多いことや、通常より荷物の数、サイズなどが大きいことがあるため、担当者は「選手らへの対応、輸送のハンドリングには9年間のノウハウが詰まっている」と語った。

出発前のコクピットにもメッセージが
選手らの車いすをコンテナに積み込む
機内の通路は選手の車いすが使えないため、機内に入る直前にこの専用の車いすに乗り換えるという

 出発時刻は15時35分だったが、1時間以上も前の14時30分頃から車いすの選手を中心に搭乗を開始し、他の選手は定刻20分前に搭乗。その後優先搭乗、一般搭乗という順で滞りなく手続きが行われ、選手らを乗せた便はほぼ定刻通り飛び立った。

1時間前から搭乗を開始した車いすの選手たち
国枝選手も笑顔で旅立った
その後車いす以外の選手が搭乗
高桑選手も手を振りながら機内へ
選手らを乗せたJAL93便B767-300ERは、ほぼ定刻通り大空へ飛び立った

(日沼諭史)