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BMW、伊勢丹とコラボした限定モデル「The New Blackwatch MINI」を11月4日まで公開
新しい「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」柄のMINI 5ドアを新宿店メンズ館に展示
(2014/10/29 16:47)
ビー・エム・ダブリューは10月29日、MINI×イセタンメンズ・コラボレーション限定モデル「The New Blackwatch MINI」を製作し、伊勢丹新宿店メンズ館(東京都新宿区)での展示開始に合わせてアンベールイベントを実施した。
この日から伊勢丹メンズ館のタータンチェック柄がリニューアルされることに合わせて製作されたThe New Blackwatch MINIは、新しいタータンである「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」をMINI 5ドアのボディーにラッピングした1台だけの非売品となっている。
百貨店の伊勢丹といえば、古くからショッピングバッグなどにタータン柄が使われているが、2013年10月に通常売場では従来の「マクミラン/アンシェント」から「マクミラン/イセタン」にリニューアルを行っている。それから約1年が経過し、10月29日にメンズ館でも同様にリニューアルを実施。従来の一般的なタータンチェックの「ブラックウォッチ」から、伊勢丹メンズ館独自の「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」に変更した。
「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」は、スコットランド・タータン協会の理事であり、「タータン大使」の肩書きも持つデザイナーのブライアン・ウィルトン氏がデザイン。緑、青、黒に加えて日本の伝統色の赤である「丹色(にいろ)」をあしらい、1日の始まりを照らす太陽と伊勢丹の「丹」の字をモチーフとしている。新しい「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」柄は、世界のタータンを管理する「スコットランド タータン登記所」に正式登録するという。
BMWは今回実施された伊勢丹メンズ館のタータンリニューアルに合わせ、MINI クーパー 5ドアをベースにした限定モデル「The New Black MINI」を1台だけ製作。通常仕様からラッピングを使って外装を「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」に変更し、内装はチェック柄の入ったシートを採用。これは通常のオプションのラインアップに存在しているものを利用している。
The New Blackwatch MINIの展示は、タータンのリニューアルに加え、駐日英国大使館が企画して伊勢丹新宿店メンズ館も参加する「Shopping is GREAT Britain 英国ショッピングウィーク」の一環ともなっており、当日は伊勢丹新宿店メンズ館1階で巨大な「ブラックウォッチ/イセタンメンズ」のショッピングバックに入ったThe New Blackwatch MINIのアンベールが行われた。
このアンベールに先立ち、三越伊勢丹 新宿本店長の鷹野正明氏が「本日から大創業祭で、売り出しの核となるのがメンズ館のブラックウォッチのリニューアル。伊勢丹とタータンチェックは長い歴史があり、1968年からブラックウォッチをアイコンとして使っていた。これだけの長い歴史を1回ぶっ壊して、新しい挑戦に取り組む」とあいさつした。
また、タータンの発祥の地であるスコットランドを代表して、スコットランド国際開発庁 日本駐在代表のスティーブン・ベーカー氏が、スコットランドの民族衣装であるキルト姿で登場。「タータンはただのチェック柄ではなく、アイデンティティであり概念やビジョンを表現するもの。伝統を残しながらも伊勢丹の価値を表現する伊勢丹独自のクリエーションだ」とあいさつした。
なお、The New Blackwatch MINIの展示は伊勢丹新宿店メンズ館1階の正面玄関前で11月4日まで実施される。このほかにも伊勢丹新宿店では、MINIによるメンズ館外壁ジャック(11月11日まで)、The New Blackwatch MINIをあしらった3Dトリックアートの展示(11月4日まで)も行われている。