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「WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテスト」結果発表!!

応募者数130名、有効応募総数は515点。大賞はroute4484氏

 Car Watchとデジカメ Watchが主催する「WTCC(世界ツーリングカー選手権)フォトコンテスト」の受賞作品が決定しました。応募者数130名、有効応募総数は515点に及びました。ここでは各賞の受賞作品を紹介します。なお、すべての応募作品はこちらで見られます。

 10月25日~26日に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開催される「WTCC(世界ツーリングカー選手権) JVCKENWOOD 日本ラウンド」で撮影された作品を募集しました。なお、力作が多数のため新たに追加した、準格闘技賞とサーキットクイーン特別賞の賞品は「2015年SUPER GT 鈴鹿1000kmチケット」となります。また、佳作としてCar Watch、デジカメWatchの両編集部が選んだ「Car Watchセレクション(10名)」「デジカメWatchセレクション(10名)」を追加しています。

フォトコン大賞

route4484氏

1/200秒 / F5.6 / ISO200 / 1666×2500ピクセル / NIKON D3 / 220mm
応募者コメント

この瞬間を見たすべてのカメラマンがチャンスと思ったはず!(笑)

審査員コメント

2014年WTCCフォトコンテスト大賞にはWTCC日本ラウンドのハイライトとなったヘアピンでの攻防をかっこよく捉えたこの作品を選びました。4輪から湧き出るタイヤスモーク、激しいブレーキングによりラインがバラバラの3台のシトロエン、これらがWTCCのバトルの激しさを物語っています。

格闘技賞

ひろしげ氏

1/160秒 / F8 / ISO100 / 1237×1856ピクセル / Canon EOS 7D / 130mm
応募者コメント

やってもうた~! 「ミューラー、バレンテに追突」

審査員コメント

2014年最大の見せ場がこのシーンです。ミュラー選手が僅かに空いたインに強引に飛び込み接触……。サーキット全体が思わず息を飲んだ瞬間でしたが、この作品ではまさにミュラー選手の右ストレートが相手の顔面にめり込むような様子を捉えています。見事です!!

準格闘技賞

ぎんろう氏

1/125秒 / F9 / ISO100 / 3456×5184ピクセル / Canon EOS 7D / 400mm
応募者コメント

スプーンの奥……そこでいくか?!

審査員コメント

チャンピオン、ロペス選手がWRCのレジェンド、ローブ選手のインをこじ開けるというビッグプレイ。まさかこの瞬間を捉えた作品があったとはびっくりしました。鈴鹿サーキットで撮影されているみなさんのレベルの高さを象徴するカットとして準格闘技賞に選出します。

バトルロイヤル賞

r248go氏

1/200秒 / F5 / ISO100 / 3456×5184ピクセル / Canon EOS 7D / 135mm
応募者コメント

もともとレース距離が短いのに、フルコースなんて……とネガティブに考えていましたが、ヘアピンが面白い! いっそのこと、可夢偉も来年はF1じゃなくてこっちに転向しては(^^)

審査員コメント

まるでスタート直後の1コーナーかと思えるような激しいバトルを収めたこの作品をバトルロイヤル賞に選びました。タイヤスモークをくぐり抜けるマシン群を躍動感ある流し撮りで表現したセンスが素晴らしいです。

シケイン賞

舞星氏

1/30秒 / F14 / ISO100 / 3280×4928ピクセル / NIKON D4 / 500mm
応募者コメント

シケイン突っ込みすぎて、カウンター当ててるマシンとインに攻め込んでくるマシンを

審査員コメント

今回、期待された3ワイドや4ワイドといった激しいバトルは見られなかったシケインですが、多くの力作が寄せられました。その中でもシケインと分かり、かつバトルの妙が表現されたこの作品をシケイン賞に選ばせていただきます。

ヘアピン賞

keisuke-T@chi氏

1/1000秒 / F3.5 / ISO250 / 2848×4288ピクセル / NIKON D300 / 22mm
応募者コメント

スポットライトを浴びて

審査員コメント

ヘアピン賞でいただいた作品の多くは立ち上がりからのものでしたが突っ込みの作品を選びました。タイヤスモークを上げながら迫力あるブレーキングでヘアピンにアプローチするこの作品からはレースの醍醐味を感じました。撮影しにくい場所で見事です。

サーキットクイーン賞

ck100氏

1/100秒 / F4.5 / ISO100 / 2591×3887ピクセル / Canon EOS-1D X / 500mm
応募者コメント

夕陽が差し込む一角にホンダ車が出てきた時をねらって撮影しました。

審査員コメント

一目みて、目についたかっこいい写真です。暗闇から飛び出してきたかのような一枚。そして夕陽が差し込んでいるところにマシンの鮮やかな赤とみどりの濃いカラーリングがくっきり写されていて、映えている。とてもかっこよく、私好みの写真だと思い、選ばせていただきました。

サーキットクイーン特別賞

Kazuhiro Yamada氏

1/160秒 / F4 / ISO250 / 1536×2208ピクセル / Canon EOS 5D Mark II / 280mm
応募者コメント

タイトル 「俺の勝利の女神たち」 各ドライバーに着くグリッドガール。レースに華を持たせるだけでなく、勝利をもまたらしてくれるキーパーソン!

審査員コメント

サーキットでレースを華やかにしてくれる存在、こちらはグリッドガールの皆さんですね! お姉さんを楽しみにサーキットに来場される方も多いのでは!?(笑)  写真も明るく、鮮やかなブルーが綺麗です。そして、これからレースが始まる!と気分が上がるように思える写真でしたので、選ばせていただきました。

横浜ゴム賞

みい~くん氏

1/1250秒 / F5 / ISO200 / 3167×2087ピクセル / NIKON D300 / 120mm
応募者コメント

がんばれニッポン 世界にチャレンジするタイヤとマシン。ニッポンの期待をのせて。

審査員コメント

コメントと構図で決めました。カーメーカーのHONDA様だけでなく、タイヤメーカーのYOKOHAMAも、日本代表の1社として世界選手権に参戦していることを、あらためて表現して頂いたと感じました。

サンディスク賞

ナカタク氏

1/60秒 / F29 / ISO64 / 3128×4693ピクセル / SLT-A99V / 210mm
応募者コメント

輪郭

審査員コメント

ハイライトが飛ばないように露出を合わせ、全体を暗く沈み込ませることで、かえってシビックのフロント部の複雑な造形が浮き上がって見えます。一方で流れた背景が効果線となって、スピード感もあります。肉眼では捉えきれない世界が表現された、写真表現ならではの1枚といえます。

PIEZOU氏

1/1250秒 / F5.6 / ISO200 / 3005×2000ピクセル / NIKON D3S / 120mm
応募者コメント

夕暮れ 天気に恵まれた週末でした

審査員コメント

夕暮れに暗く沈み込んだコースとまだ明るい空という、コントラストの大きな難しい構図に果敢に挑戦し、見事に成功したドラマチックな作品です。空に電線が横切っていますが、縁石やバリアが描く横線とともに心地良いリズムを画面に与えていて、写真の邪魔になっていないのも注目すべきポイントです。

しゅうま氏

1/15秒 / F25 / ISO100 / 3456×5184ピクセル / Canon EOS 7D / 400mm
応募者コメント

ヘアピン

審査員コメント

コーナーでの格闘戦が、スピード感とともに表現されています。先頭の車両のノーズを最小限に抑えこむ一方で、車体後部や後続車両はきっちりとブレさせて、躍動感あふれる作品になりました。WTCCの醍醐味が凝縮された1枚と言えるでしょう。

キッズ賞

ツヨシさん

1/180秒 / F13 / ISO100 / 3264×4928ピクセル / NIKON D7000 / 210mm
応募者コメント

息子6年生の代理「激感の中からもイイけど外からもなかなかの迫力やで!」

審査員コメント

過去多くの名作が生まれた2コーナー立ち上がりに小学6年生が挑戦。スピードもかなり出ている場所での流し撮りは大人でも難しいですが見事なできです。渾身の一枚ということでたくさん撮影されたのだと思いますが楽しんでいただけたのではないでしょうか。

Masa.Sさん

1/200秒 / F5.6 / ISO200 / 3382×2255ピクセル / E-PM1 / 45mm
応募者コメント

応募を意識し、小3の息子渾身の一枚です。

審査員コメント

まず一目見て、縦位置の構図が面白いと思いました。そして、赤いラーダのマシンがアスファルト、芝、そして縁石の色とマッチしていることも目を惹きました。これからもぜひ、鈴鹿サーキットで写真撮影を楽しんでいただければと思います。

kevinさん

1/100秒 / F13 / ISO200 / 3168×4752ピクセル / Canon EOS Kiss X3 / 55mm
応募者コメント

小学校3年生の息子が生まれて初めてのカメラ撮影。流し撮りにも挑戦。

審査員コメント

キッズならではの発想力溢れる作品。このアイデアには脱帽です。そして赤いマシンだからなのか!? キッズに大人気だったラーダのマシンを見事にとらえています。周回数が少ないWTCCでは撮影チャンスが少ないのですがやりましたね!

コンデジ賞

Bog氏

1/40秒 / F6.4 / ISO100 / 1360×2048ピクセル / DMC-TZ30 / 86mm
応募者コメント

この時期にしてはキツい西日をバックに

審査員コメント

かなり距離のある撮影だと思いますが、コンデジの性能を100%引き出したきれいな流し撮りです。ぜひたくさんの方にこの作品を見ていただき、コンデジでもレース撮影を楽しめる!ということを感じていただきたいと思います。

zenchan氏

1/1250秒 / F6.5 / ISO640 / 3000×4000ピクセル / Canon PowerShot SX50 HS / 215mm
応募者コメント

勝負所

審査員コメント

勝負所!としてシケインでの決定的瞬間を捉えた作品です。シケインスタンドは満席状態だったため、コンデジやスマホの作品が多かったです。その中でも見事にWTCCのハイライトの一つを捉えた素晴らしい作品です。

スマホレタッチ賞

woody氏

1/2160秒 / F2.2 / ISO32 / 2448×2448ピクセル / iPhone 5s / 4.2mm
応募者コメント

「2014 WTCC World champion!」 シトロエンレーシングのトライバートークショーにてロペス選手にポーズをとって頂いた1枚です! iPhone 5sで撮影し、レタッチはAdobe Photoshop Express(iphone用アプリ)を使用しています。

審査員コメント

チャンピオンを獲得したロペス選手のサムアップ&目線カットをフレーム風レタッチし「記念のカット」という雰囲気がとてもよく出ています。あらためて「ロペス選手おめでとう!」と言いたくなる素敵なカットです。

らんろん氏

720×1280ピクセル / SBM203SH
応募者コメント

WTCCが日本に来た!!

審査員コメント

鈴鹿サーキットを象徴する景色です。きれいに整えられた構図とメッセージ、そして絶妙な色合いがたくさんの作品の中で目を惹きました。

pachi氏

1536×2312ピクセル
応募者コメント

モノクロ加工した写真をカストロールカラーの緑赤白だけを残してさらに加工してみました! 使用アプリ ColorManeger

審査員コメント

シビックの赤、白、緑のカラーリングが、背景のタイヤバリア、縁石と見事にマッチしています。スマホでレタッチしたとは思えないほどの仕上がりで、このままポスターやカレンダーに使えそうです。

Car Watchセレクション

Waffett氏 ヘアピンでのクラッシュ
こんぶだし氏 次の獲物を狙う……
kohichi氏 「時を待つ!」その時を待つクルー達
えど787氏 「こっちにぽいっ」フリー走行後に看板を直しに来た陽気な人達
rda氏 ヨコハマの看板と一体化しそうなカラーリングです。1コーナーは、姿勢も崩れるので面白いポイントの一つです
Kiyoshi Yamashita氏 疾走
メサ氏 赤い彗星
MOT氏 「Twilight Lada」
fotopro氏 「輝き」
どら猫氏 縦位置で縦列状態を狙いました

デジカメWatchセレクション

Kazuyoshi氏 9回ワールドチャンピオンの勇姿!
kyoto189氏 「九連覇男!! 見参」ヘアピンの進入勝負は最高でした!
のりぞう氏 サンセットバトル
なめ猫君氏 輝き
Braniff氏 スプーンカーブの定番ショット
MM2氏 The.Coronel
endless氏 チームメイト同士の熱いバトルの最中、とても美しい瞬間を撮影することができました
オヤジ・J氏 神様、仏様、ローブ様! ピエールさんの場内放送、最高でした
k.sakamura氏 彩サーキット
kazuyoppy氏 レース日和

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主催

株式会社インプレス
Car Watch
http://car.watch.impress.co.jp/
デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/

共催

鈴鹿サーキット(株式会社モビリティランド)
http://www.suzukacircuit.jp/
横浜ゴム株式会社
http://www.yrc.co.jp/

協力

サンディスク株式会社
http://www.sandisk.co.jp/

(編集部)