ニュース

サンディスク、マイナス40度で使用可能な車載用記憶媒体を発売

カーナビなどの記憶装置としての搭載を見込む

2015年2月18日発表

カーナビなどの車載装置の記憶媒体として使われるiNAND EFD(エンタープライズ フラッシュ ドライブ)の新製品「サンディスク車載iNAND組み込みフラッシュドライブ」。画像は電子部品が載る基板の上に装着されるタイプ

 サンディスクは2月18日、最大64GBの車載機器用記憶媒体「サンディスク車載iNAND組み込みフラッシュドライブ」および「サンディスク車載SDカード」の法人向け受注を開始したと発表した。サンディスクは従来から車載用の記憶媒体を発売していたが、今回の製品では、車載用電子部品に対する信頼性試験「AEC-Q100」に適応し、マイナス40度の寒冷地環境から85度までの高温までに対応できる。なお、一般販売はされず、カーナビメーカーなどの製品にのみ搭載される見込み。

同じく「サンディスク車載SDカード」。基本的な仕様は同じだが、こちらはSDカードからデータを読み書きする装置に採用される。容量は最大64GB

【製品仕様】
・容量:最大64GB
・動作温度:マイナス40度~85度
・適合規格:AEC-Q100
・eMMC 4.51 HS200規格(iNAND EFDのみ)
・最大30MB毎秒のシーケンシャル書込/最大120MB毎秒のシーケンシャル読込(iNAND EFDのみ)

(シバタススム)