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オートバックス、ミニバン専用低燃費タイヤ「OVERTAKE RV II」を3月1日発売

低燃費タイヤのラベリング制度で「A-c」を獲得。転がり抵抗を18%、耐摩耗性を42%向上

2015年3月1日発売

オープンプライス

OVERTAKE RV IIの内部構造

 オートバックスセブンは、同社グループで取り扱うプライベートブランドのミニバン専用タイヤ「OVERTAKE RV II(オーバーテイク アールブイツー)」を3月1日に発売する。価格はオープンプライスで、サイズは195/65 R15 91H~215/55 R17 94Vの7種類。

インチ偏平率タイヤサイズ
1755215/55 R17 94V
60215/60 R17 96H
65225/65 R17 102H
1660215/60 R16 95H
205/60 R16 92H
195/60 R16 89H
1565195/65 R15 91H

 OVERTAKE RV IIは、2014年3月に発売した低燃費PBタイヤ「マックスラン エバーロード」に続き、低燃費タイヤのラべリング制度で「A-c」を獲得。トレッドゴムにアクティブポリマーを増量して耐摩耗性と転がり抵抗の低減を両立させ、さらにシリカの使用量も高めて低燃費性とウェットグリップを向上させた。タイヤの構造面でも「タイヤサイドのスリム化」「低燃費サイドウォールの採用」などを行い、2009年10月発売の従来品である「OVERTAKE RV」と比較して転がり抵抗を18%削減している。

トレッドゴムの配合イメージ
転がり抵抗を従来品から18%削減

 また、トレッドパターンの設計見直しを実施。ワイドトレッド化とリブ&ブロックの高剛性化、3Dマルチサイプの採用などを行い、耐摩耗性を同従来品から42%向上させて高い耐久性を手に入れている。剛性の高いリブ&ブロックは操縦安定性の面にも寄与し、高剛性ビードピラーを使うサイドウォールと合わせて軽快なハンドリングを実現する、このほか、トレッドパターン内にサイレントウォールを設置し、トレッド面の下にノイズプロテクションシートを追加して静粛性も向上させている。

新しいパターン設計で従来品から耐摩耗性を42%向上。さらに軽快なハンドリングや静粛性向上も果たしている

(編集部:佐久間 秀)