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伊フェラーリ、新型ベルリネッタ「Ferrari 488 GTB」をジュネーブショーで初公開

670PSを発生するV型8気筒ターボ搭載で0-100km/h加速3.0秒、最高速330km/h

2015年2月3日(現地時間)発表

 伊フェラーリは2月3日(現地時間)、ジュネーブモーターショー(プレスデー:3月4日~4日、一般公開日:3月5日~15日)で新型ベルリネッタ「Ferrari 488 GTB」を初公開すると発表した。

新型「Ferrari 488 GTB」

 1975年にフェラーリ初のミッドシップV8モデルとして「308 GTB」が発売されてから40年目に登場する488 GTBは、ボディーサイズが4568×1952×1213mm(全長×全幅×全高)で乾燥重量は1370kg。ドライバーズシート後方に新型V型8気筒3.9リッターターボエンジンをレイアウトする。最高出力492kW(670PS)/8000rpm、最大トルク760Nm/3000rpm(7速ギヤ使用時)を発生し、可変トルク制御システムを採用するギヤボックスと組み合わされる。これにより、0-100km/h加速は3.0秒、0-200km/h加速8.3秒の加速力を持ち、最高速は330km/h。車両のスタビリティを高める「サイドスリップ・コントロール2(SSC2)」も進化させて精度が高められ、アクティブダンパーも統合制御することによってフェラーリのテストトラックであるフィオラーノサーキットで1分23秒フラットのタイムを計測しているという。

3.9リッターの90度V型8気筒ターボエンジンは、最高出力492kW(670PS)/8000rpm、最大トルク760Nm/3000rpm(7速ギヤ使用時)を発生
488 GTBのインテリア。ステアリングには走行モードを切り替える「マネッティーノ」用スイッチがレイアウトされている

(編集部:佐久間 秀)