ニュース

フォルクスワーゲン、プリクラッシュブレーキなどの安全・快適装備を充実させた新型「トゥアレグ」

4年振りにマイナーチェンジし、内外装を一新

2015年2月10日発売

637万円~686万円

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2月10日、フラグシップモデルとなるプレミアムSUVの新型「トゥアレグ」を発売した。価格は637万円~686万円。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
トゥアレグ V6V型6気筒DOHC 3.6リッター8速AT4WD6,370,000円
トゥアレグ V6 Upgrade Package6,860,000円
トゥアレグ V6 Upgrade Package
トゥアレグ V6

 トゥアレグはこれまで、V6、V8、W12、ハイブリッドなどさまざまなパワートレーンを採用してきているが、今回発売されるモデルはV型6気筒DOHC 3.6リッターの自然吸気エンジンと8速ATを採用。駆動方式は同社が「4X MOTION(フォーエックスモーション)」と呼称するフルタイム4WDとなっている。ボディーサイズは4815×1945×1745mm(全長×全幅×全高)でホイールベースは2905mm。

 内外装のデザイン変更が行われ、エクステリアではボディーの各所にクロームメッキのパーツを配して高級感を演出。フロントグリルには中央の“VWマーク”を挟み込むように4本のクロームモールを水平に並べて骨太感をアピールしている。また、フロントバンパー下側にビルトインするフォグランプ、18インチアルミホイールなどもデザインを一新した。ボディーカラーは5種類の新色を設定する全8種類。

 内装色には「チタンブラック」「ナチュナルブラウン」「コーンシルクベージュ」の3色が用意され、トゥアレグ V6にはシルバーメタリックのデコラティブパネル、トゥアレグ V6 Upgrade Packageにはウォルナット製のウッドデコラティブパネルが装着される。インパネの2眼式アナログメーターの間にはカラー表示の「マルチファンクションディスプレイ」を備え、純正カーナビの「RNS850」は60GBのHDDにメディアセンター機能を盛り込んで車内の使い勝手や快適性を高めている。

新色の「リーフブルーメタリック」
新色の「ムーンライトブルーパールエフェクト」
新色の「サンドゴールドメタリック」
新色の「ブラックオークブラウンメタリック」
新色の「オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト」
「タングステンシルバーメタリック」
「ディープブラックパールエフェクト」
「ピュアホワイト」
V型6気筒DOHC 3.6リッターエンジンは最高出力206kW(280PS)/6200rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/2900-4000rpmを発生
8速ATはマニュアルモードも採用。JC08モード燃費は9.8km/L
トゥアレグ V6 Upgrade Packageはウォルナット製のウッドデコラティブパネルを装着
メーターパネル中央に「マルチファンクションディスプレイ」を設定
エアコンは全車2ゾーンフルオートエアコンディショナー(運転席/助手席独立調整、自動内気循環機能付)を採用する
純正カーナビの「RNS850」
「チタンブラック」内装
「ナチュナルブラウン」内装
「コーンシルクベージュ」内装
ラゲッジスペースはリアシートの前方格納で拡大できる
「CDCエアサスペンション」とのセットオプション(5万3000円高)になる電動パノラマサンルーフ

 このほかの大きな変更点として、安全性や快適性を向上させるため、プリクラッシュブレーキシステムの「Front Assist Plus(シティエマージェンシーブレーキ機能付)」をはじめ、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」「マルチコリジョンブレーキ」、全車速追従機能付きの「アダプティブクルーズコントロール」を全車に標準装備したほか、トゥアレグ V6 Upgrade Packageでは「レーンディパーチャーワーニングシステム」「レーンチェンジアシストシステム」も搭載している。

「Front Assist Plus(シティエマージェンシーブレーキ機能付)」
全車速追従機能付きの「アダプティブクルーズコントロール」
「レーンチェンジアシストシステム」
「レーンディパーチャーワーニングシステム」

(編集部:佐久間 秀)