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ニコニコ超会議に横浜ゴムが出展、直径2.7mのタイヤなど展示

「グッドスマイル初音ミクZ4」の試乗体験や、タイヤの溝の重要性をミニ四駆で再現するコーナーを用意

2015年4月25日~26日開催

 4月25日~26日の2日間、幕張メッセ(千葉県千葉市日美浜区)で開催される「ニコニコ超会議2015」に横浜ゴムが出展、外径約2.7mの建設車両用タイヤやSUPER GTのレーシングカー「グッドスマイル初音ミクZ4」などを展示した。

 「ニコニコ超会議」は2015年で4回目を迎えるイベント、登録会員数4000万人を超えるニコニコ動画の世界を地上に再現することがコンセプトという。

 横浜ゴムのブース内では、「こんなタイヤ作ってみた!」と題して「指紋」「ゆらぎ」「ハニカム」と、自然のカタチをモチーフにしたタイヤを実際に制作して展示。2014年のSUPER GT GT300クラスに出場した「グッドスマイル初音ミクZ4」の展示では、体験型イベントとして運転席への試乗体験も用意された。

 また、ブースには梅雨のシーズン到来を前にタイヤの安全を啓蒙する内容として、ミニ四駆を使った実験展示も行われていた。

 実験デモは、ミニ四駆のコースに水をまいてウェット路面を再現、溝のないタイヤと溝のあるタイヤを履いたミニ四駆を用意して一緒に走らせるというもの。溝のあるミニ四駆はしっかりグリップしているのに対して、溝のないタイヤを装着しているミニ四駆はスリップして追いつかれてしまうというもので、タイヤの溝が果たしている重要性を知ってもらう内容となっていた。

 今回の出展について、横浜ゴム広報部の平澤雄太氏は「横浜ゴムのことを若い方に知って頂くとともに、私たちと一緒に働く仲間が欲しいという狙いもあります」と出展の狙い話した。加えて「タイヤといってもカート用の小さいものから大型ダンプ用の大きいものまであり、モータースポーツの世界でもタイヤが重要な役割を果たしていることなど、横浜ゴムの取り組みがわかるようにしています」とブースの特徴を話した。

人の背丈を超える巨大なタイヤを展示した横浜ゴム
2014年のSUPER GTに出場した初音ミクBMWを展示
ドライバー席への試乗体験も用意
ミニ四駆を使ってタイヤの溝が果たす実験を行った(写真左がスリックタイヤ、右が溝付きタイヤ)
コースに水をまいてウェット路面を再現
実験デモは、溝付きタイヤのミニ四駆が、スリックタイヤのミニ四駆に追いついてしまうという内容
ニコニコの「~してみた!」に合わせて「こんなタイヤをつくってみた!」と題して3つのタイヤを展示
指紋をモチーフにしたタイヤ
ゆらぎをモチーフにしたタイヤ
ハニカム構造をモチーフにしたタイヤ
それぞれ自然のカタチを採用

(編集部:椿山和雄)