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トヨタ、「SAI」一部改良で世界初の「スーパーUV400カットガラス」や自己修復クリア塗装を採用

合皮コンビシートで上質感を高めた特別仕様車「G ヴィオラ」も登場

2015年5月11日発売

SAI:330万3818円~433万9637円

特別仕様車 G ヴィオラ:399万6982円

ウェルキャブシリーズ:386万2000円~406万7000円

 トヨタ自動車は5月11日、ハイブリッド専用のミドルクラスセダン「SAI」を一部改良して発売した。価格は330万3818円~433万9637円。また、メーカー完成特装車となる福祉車両の「ウェルキャブ」シリーズでもベース車と同様の改良を実施している。価格は386万2000円~406万7000円。

モデルハイブリッドシステム駆動方式価格
Sリダクション機構付きのTHS II2WD(FF)3,303,818円
S “Cパッケージ”3,406,909円
G3,938,073円
G “Aパッケージ”4,339,637円
モデルハイブリッドシステム駆動方式価格
助手席リフトアップシート車 Aタイプ(S “Cパッケージ”ベース)リダクション機構付きのTHS II2WD(FF)3,862,000円
助手席リフトアップシート車 Aタイプ(Gベース)3,994,000円
助手席リフトアップシート車 Bタイプ(S “Cパッケージ”ベース)3,935,000円
助手席リフトアップシート車 Bタイプ(Gベース)4,067,000円

 今回の一部改良では、全車のフロントドアガラスに世界初となる「スーパーUV400カットガラス」を標準装備。99%以上カットできる紫外線の波長の上限を、従来の380nmから400nmに高め、快適性を向上させている。

 さらに装備では、全ボディーカラーに洗車などで発生する小さなすり傷を自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」を採用し、「ヒルスタートアシストコントロール」に坂道を感知する機能を追加して、車両が後退しないよう保持する性能を高めた。

 また、純正設定(G、G “Aパッケージ”に標準装備、S、S “Cパッケージにオプション設定)するカーナビを、音声対話やアプリケーションソフトの追加などに対応する「T-Connect SDナビゲーションシステム」に変更している。

 これに加え、ライセンスランプに白色LEDを採用して夜間のリアビューをクールに演出し、サスペンションのチューニングやステアリングギヤ比の変更などを実施。ステアリング操作に対する車両応答性を高め、優れた操縦安定性を実現した。

SAI特別仕様車「G ヴィオラ」
モデルハイブリッドシステム駆動方式価格
G “ヴィオラ”リダクション機構付きのTHS II2WD(FF)3,996,982円

 この一部改良に合わせ、新たに特別仕様車となる「G ヴィオラ」を設定した。価格は399万6982円。Gグレードをベースとしたこの特別仕様車では、ボディーカラーに特別設定色の「スパークリングブラックパールクリスタルシャイン」(3万2400円高)など4色を設定。インテリアでもダークバイオレットファブリック×合皮の専用コンビネーションシートを採用し、さらにセンターコンソールのリモートタッチやアームレスト類にライトバイオレット色を使用。ステアリングやインパネセンタークラスターなどの木目調パネルはクールブラック色として、シックで上品な雰囲気を演出している。

クールブラック色の木目調パネルやパープル系のトリム&ソフトパッドを使って車内の雰囲気を変更。スカッフイルミネーション(運転席/助手席)も標準装備している
ファブリック×合皮のコンビネーションシートを特別装備。運転席と助手席は「快適温熱シート」となっている

(編集部:佐久間 秀)