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ニスモ、ノート(E12)NISMO S用「フロントメカニカルL.S.D.」

作動方式は1WAY。操縦安定性を向上させ、コーナリングスピードアップ

2015年6月10日発売

17万5000円(税別)

 NISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)は6月10日、ノート(E12)NISMO S用の「フロントメカニカルL.S.D.」を発売した。出荷開始は7月1日となっており、価格は17万5000円(税別)。

 このLSD(リミテッド スリップ ディファレンシャル)はノート NISMO Sを使い、サーキットでスポーツ走行を楽しむユーザー向けに開発された商品で、作動方式は1WAY。スポーツ走行中のコーナリング時にイン側のタイヤが空転しないよう抑制し、車両の姿勢を安定させるほか、エンジンパワーを効率よくタイヤに伝達してコーナー脱出スピードを向上させる。さらにアクセルワークによる車両挙動の変化(ヨーレートの発生)を積極的に行い、イニシャルトルクでブレーキング時の安定性を高める。

 キット内容はLSD本体のほか、オイルシール、サイドベアリングがセットになる。保証期間は1年間。交換時にはCSC(コンセントリックスレーブシリンダー)の交換が必要となる。

(編集部:佐久間 秀)