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経済産業省、2014年度末の給油所(SS)数が20年連続減少で3万3510個所と発表

揮発油販売業者数も774減少し1万6429事業者に

2015年7月3日発表

揮発油事業者と給油所(SS)数の推移

 経済産業省は7月3日、2014年度末(2015年3月31日現在)における全国の給油所(SS)数の集計結果を取りまとめて発表した。それによると、給油所(SS)数は20年連続で減少となる3万3510個所となり、2013年度末と比べると1196個所の減少となった。

 給油所数の推移をみると1995年度末から20年連続マイナス。ただし2014年度の減少幅は、SSを廃業し年数が経過したのに廃止手続きをしない事業者に代わり、経産局等が廃止手続きを行った件数(職権消除件数369件)を除くと827個所の減少となり、2013年度の減少数1362個所に比べて大幅鈍化したとしている。

 一方、揮発油販売業者数は、2014年度末の事業者数が1万6429事業者と、2013年度末に比べて774事業者の減少。ただ、職権消除件数325件を除くと449事業者の減少と、2013年度の職権消除件数を除いた減少数(814事業者)に比べ大幅鈍化したとしている。

(編集部:椿山和雄)