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ダイハツ、インドネシア専用の多目的乗用車「セニア」をマイチェン

新開発プラットフォームに新型1.3リッターエンジンを搭載

2015年8月20日(現地時間)発売

1億5100万ルピア~1億8700万ルピア(日本円:約151万円~約187万円)

 ダイハツ工業は、インドネシア専売モデルの多目的乗用車「セニア」(XENIA)をマイナーチェンジして8月20日(現地時間)に発売する。価格は1億5100万ルピア~1億8700万ルピア(日本円:約151万円~約187万円)。

 セニアは2004年にトヨタ自動車との共同開発で誕生した7人乗車可能なコンパクトミニバン。現行型モデルは2011年11月にデビューしている。

 今回のマイナーチェンジではプラットフォームの独自開発を実施。ボディー剛性の強化やサスペンションセッティングの最適化などにより、操縦安定性を高めて乗り心地を向上させ、騒音や振動の低減によってキャビンの居住性を進化させている。

 また、新型の1.3リッター「1NR-VE」エンジンを採用。4速AT、または5速MTと組み合わせ、従来モデルより約16%燃費性能を向上させている。また、後輪駆動となるFRレイアウトにより、悪路走破性や多人数乗車時の登坂性能を確保する。エンジンはこの1.3リッターに加え、1.0リッターの「EJ-VE」もラインアップしている。

 このほか、1.3リッターエンジン搭載車では最小回転半径を4.7mとしたほか、3列目シートの左右分割化でシートアレンジによる使い勝手を向上させている。

(編集部:佐久間 秀)