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パナソニック、熱とノイズの対策を1枚のシートで行える「電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シート」を開発
車載機器など各種機器の誤動作防止、電波干渉防止などに貢献
(2015/8/18 19:54)
- 2015年8月18日発表
パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は8月18日、電磁ノイズ抑制特性と高い熱拡散特性を有する「電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シート」を開発したと発表した。サンプル出荷は2017年9月、受注開始は2018年9月を予定している。
今回発表された「電磁ノイズ抑制・熱拡散一体シート」は、均質な金属磁性粒子を樹脂中へ高密度に配向できる分散・圧縮プロセス技術、熱拡散特性とノイズ抑制特性を向上する一体貼り合わせ技術で構成。業界最高レベルを謳う熱拡散特性と、低周波から高周波までの電磁ノイズ抑制効果を備え、各種機器の誤動作防止、電波干渉防止などに貢献するという。
熱とノイズの対策を1枚のシートで同時に行うことができることから、今後モバイル端末や車載機器、産業機器など幅広い分野での展開が見込まれている。