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マイクロソフト、9月17日発売の「Forza Motorsport 6」を体験
ライバルと24台で対戦可能。リアルなハイドロプレーニング
(2015/8/25 00:00)
- 2015年9月17日発売
- 価格:6900円(通常パッケージ版。税別)、6400円~1万380円(ダウンロード版。税別)
日本マイクロソフトは8月21日、Xbox One専用レーシングシミュレーター「Forza Motorsport 6」の報道向け体験会を開催した。
本作品は、実在するレースマシンを中心に450車種以上をドライブできるレースゲーム。26のロケーションを舞台にした多彩なコースを収録し、1080p 60fpsの映像でインターネット経由の24人同時マルチプレイが可能。前作からグラフィックス品質を向上させ、ナイトレースとウェットレースも追加した。また、フレンドやインターネット上のほかのプレイヤーのドライビングスキルをAI化して競える機能「Drivatar」も備える。発売日は9月17日で、価格は通常パッケージ版が6900円(税別)、ダウンロード版が6400円~1万380円(税別)。
なお、同作品のダウンロード版コードを同梱し、内蔵HDDを1TBに増量した「Xbox One 1TB『Forza Motorsport 6』リミテッド エディション」も9月17日に発売する。同作品でパートナーシップを結んだフォードの新型スーパーカー「フォード GT」をイメージしたブルーの筐体色で、起動音をエンジン音にすることもできる。価格は4万4980円(税別)。
難易度は高く、やり応えのあるリアルなドライビング体験
今回の体験会で使用されたのは、8月5日~9日にドイツのケルンで開催された「gamescom 2015」というイベントで披露されたバージョンと同じもの。日本では初公開となり、3つのロケーションでドライ、ウェット、ナイトの各コンディションを用意。それぞれで異なる車種を使って、24台の混走レースや単独走行が可能となっていた。
最初に試したウェット路面の単独走行では、雨粒がフロントガラスに打ちつけて視界を遮る。路面は完全に濡れており、ハンドルコントローラーのフィードバックを通じてグリップ感が明らかに希薄なことが分かる。しかし、スタート時にブレーキアシスト機能をONにしていたため、路面上に表示されるレコードラインのガイド表示にある程度沿って楽しく走ることができた。しかし、ブレーキアシストをOFF(ABS)にしたとたん、自分の意志とは無関係に車両があらぬ方向へと吹っ飛んでいく。
ところどころにある大きな水たまりに気にせず突っ込むと、ハイドロプレーニング現象によって制御不能になり、あっという間にスピンしてコースアウトしてしまう。ハンドルコントローラーからは路面やタイヤの状況もなんとなく感じられるが、画面上での路面状況の見極めはやはり重要だ。ブレーキアシストがあれば、おそらく初心者でもゲームとしてすぐに楽しめるだろうが、アシストがない場合は難易度が一気に跳ね上がる。コースを1周するのもひと苦労になるだろう。
ナイトレースでは、まさしく一寸先が闇。ただし、路面がドライでグリップ感があり、レコードラインのガイド表示も遠くまでしっかり視認できるため、ウェットほどの難しさはない。ヘッドライトの光が正面の看板に強く反射して目がくらみそうになる演出など、気持ち悪いほどリアルに描写されており、実際にクルマに乗って暗い夜道を走っているような感覚が呼び起こされる。
24台が同時に走行するドライ路面のレースでは、お互いにぶつからないよう走るのが至難の業だ。わずかでもハンドル操作を誤ってラインを外せば、後続のマシンから次々と玉突き衝突されて一瞬で下位に沈んでしまう。繊細なハンドルさばきとアクセルワーク、ブレーキングが要求され、実際のオンラインマルチプレイではさらなる緊張感を味わえそうだ。ゲームプレイの動画を以下に用意したので、こちらもぜひチェックしてほしい。
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