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日野、「レンジャー」に低燃費の新エンジンを搭載した新車型を追加

VSCを標準装備して「ASV減税」にも適合

2015年10月1日発売

975万3480円

 日野自動車は、「レンジャー」に低燃費を追求した新型ダウンサイジングエンジンを搭載し、VSC(車両安定制御システム)を標準装備した新車型「レンジャーFE」を追加設定して10月1日に発売する。価格は975万3480円。

 今回追加する「レンジャーFE」は、車両総重量14tクラスの新車型。排気量5.1リッターのダウンサイジングエンジン「A05C型」を新たに搭載。小排気量でありながら低回転から高トルクを発生し、最高出力184kW(250PS)の動力性能を確保しながら重量車モード燃費値6.10km/Lの低燃費を実現した。

 新型エンジンの搭載と、新型7速マニュアルトランスミッションの採用により重量車燃費基準+5%(2015度燃費基準値5.69km/L:車両総重量12トン超~14トン以下)を達成。エコカー減税の対象となり取得税が60%、重量税が50%の減税となる。

 また、標準装備されるVSCは、横転や滑りやすい路面でのドリフトアウトやスピンを抑制するために、警報音やエンジンの出力制御、またブレーキを作動させることでドライバーの危険回避操作を支援。これにより、先進安全自動車(ASV)技術としての「車両安定制御装置」の技術的要件を満たしてASV減税の対象となる。

(編集部:椿山和雄)