シトロエン、「東京モーターショー2015」で2017年発売予定の「C4 CACTUS」日本初公開

新型コンパクトSUV「C4 CACTUS」

　プジョー・シトロエン・ジャポン（シトロエン）は9月28日、10月29日～11月8日（プレスデー：10月28日～29日、プレビューデー：10月29日、一般公開日：10月30日～11月8日）の期間に東京ビッグサイト（東京都江東区有明）で開催する「第44回東京モーターショー2015」の出展概要を発表した。

　今回のシトロエンブースでは、2014年3月のジュネーブモーターショーで初公開し、日本導入予定を2017年とする新型コンパクトSUV「C4 CACTUS」の欧州仕様車を日本初公開する。

　C4 CACTUSは成形色のバンパー類やオーバーフェンダーに加え、ドアパネルなどに設置した「エアバンプ」と呼ばれる車体保護アイテムによってSUVテイストを強調。また、独創的なボディーのデザインや色遣いなどにより、シトロエンのテーマでもある「BOLD（大胆）」「OPTIMISTIC（楽観的）」を表現するモデルとなっている。

　展示車のパワートレーンには最高出力60kW（82PS）/5750rpm、最大トルク118Nm/2750rpmを発生する直列3気筒1.2リッターの「PureTech」エンジンと、5速ETG（エフィシェント・トロニック・ギアボックス）を組み合わせて採用。このパワートレーンに1t前後という車両重量の軽量ボディーを組み合わせ、シトロエンの先進的な走りを表現する。なお、2017年に日本導入されるモデルでは、トランスミッションが6速ATになるとのこと。

　このほかにシトロエンブースでは、新パワートレーンの採用とフェイスリフトによって魅力を高めた5ドアハッチバックモデルの新型「C4」、2014年10月の発売から1周年が経過することを記念して120台を限定販売する「GRAND C4 PICASSO 1st Anniversary」の計3台の車両を展示する。限定車の「GRAND C4 PICASSO 1st Anniversary」は、グランド C4 ピカソの上級グレードとなるエクスクルーシブ（385万6000円）をベースに、ハーフレザーシートや電動テールゲートなどを標準装備して商品性を高めたモデルとなる。

新型「C4」

限定車「GRAND C4 PICASSO 1st Anniversary」