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シトロエン、「C4」をフェイスリフト、1.2リッターターボ+6速ATの新パワートレーン搭載
アイドリングストップ搭載も相まって燃費は約20%改善の16.3km/Lを実現
(2015/8/25 11:00)
- 2015年9月11日発売
- 276万円~296万円
プジョー・シトロエン・ジャポン(シトロエン)は、5ドアハッチバック「C4」をフェイスリフトして9月11日に発売する。価格は276万円~296万円。
ラインアップは従来の「C4 エクスクルーシブ」のみの展開から、エントリーグレードの「C4 セダクション」と、パノラミックガラスルーフなど装備の充実化を図った「C4 セダクション アップグレードパッケージ」の2モデル展開に変更された。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
C4 セダクション | 直列3気筒DOHC 1.2リッター直噴ターボ | 6速AT | 2WD(FF) | 2,760,000円 |
C4 セダクション アップグレードパッケージ | 2,960,000円 |
これまでC4のパワートレーンは、直列4気筒DOHC 1.6リッターターボ「5F02」エンジンに6速シングルクラッチAT「EGS」の組み合わせだったが、今回のフェイスリフトで直列3気筒DOHC 1.2リッターターボ「HN02」エンジンと6速AT「EAT6(Efficient Automatic Transmission)」にスイッチ。
「HN02」エンジンは高い燃費効率と環境性能を備えるとともに、スムースでレスポンスに優れるのが特徴。トランスミッションには「C4 ピカソ」などに搭載されている6速ATを新たに採用。ギヤレシオをハイギヤード化することで同一速度域でのエンジン回転を下げ、新開発のクラッチによってロックアップ領域を拡大してトルクコンバーターのフリクションロスを低減するなど、省燃費性や静粛性を向上させた。
さらにアイドリングストップ機能の搭載などにより、従来モデルに比べ約20%の燃費改善に成功。これまで13.5km/LだったJC08モード燃費は16.3km/Lまで引き上げられている。
一方、エクステリアではヘッドライトデザインの変更を行い、ハロゲンヘッドライトには白色に点灯するLEDランプを組み合わせるとともに、リアコンビネーションランプにLEDを使った独自の3Dライトを採用。ボディーカラーは新色の「グリ スピリット」をはじめ全6色の設定となっている。
また、装備を充実させた「C4 セダクション アップグレードパッケージ」では、電動のブラインドを備えた大型パノラミックガラスルーフをはじめ、新デザインの17インチアロイホイール(ダイヤモンドカット加工)、スマートキー・システム&エンジンスタートボタン、リバースギヤ連動ドアミラーチルト機能などを標準装備。
また、安全装備では車両周囲の障害物を検知するフロントソナー(バックソナーは全車標準装備)、後方車両が死角に入った際にサイドミラーに配置されたオレンジダイオードによって警告を行うブラインドスポットモニターシステムなどを採用するなど、エントリーグレードのC4 セダクションから20万円高の価格設定で魅力的な装備が与えられている。
主要諸元
C4 エクスクルーシブ(従来モデル) | C4 セダクション(新型) | |
---|---|---|
乗車定員 | 5名 | |
ステアリング | 右 | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
全長×全幅×全高 | 4330×1790×1490mm | |
ホイールベース | 2610mm | |
トレッド(前/後) | 1530/1525mm | |
重量 | 1360kg | 1320kg |
エンジン | 直列4気筒DOHC 1.6リッターターボ「5F02」 | 直列3気筒DOHC 1.2リッターターボ「HN02」 |
エンジン最高出力 | 115kW(156PS)/6000rpm | 96kW(130PS)/5500rpm |
エンジン最大トルク | 240Nm(24.5kgm)/1400-3500rpm | 230Nm(23.5kgm)/1750rpm |
トランスミッション | 6速シングルクラッチAT「EGS」 | 6速AT「EAT6」 |
JC08モード燃費 | 13.5km/L | 16.3km/L |
サスペンション(前/後) | マクファーソンストラット/トーションビーム | |
ブレーキ(前/後) | ベンチレーテッドディスク/ディスク | |
タイヤ(前/後) | 205/55 R16 |