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ボルボ、SUVテイストをプラスしたスポーツワゴン「V60 クロスカントリー」

2.0リッタークリーンディーゼル「D4」と2.5リッターガソリンターボ「T5」の2本立て

2015年10月6日発売

494万円~519万円

V60 クロスカントリー

 ボルボ・カー・ジャパンは10月6日、60シリーズの新モデル「V60 Cross Country(クロスカントリー)」を発売した。価格は494万円~519万円。ステアリング位置は右のみの設定。

モデルエンジン変速機駆動方式価格
V60 クロスカントリー D4 SE直列4気筒2.0リッター直噴ターボディーゼル8速AT2WD(FF)4,940,000円
V60 クロスカントリー T5 AWD SE直列5気筒2.5リッターターボ6速AT4WD5,190,000円
V60 クロスカントリーのボディーサイズは4640×1865×1540mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2775mm。車両重量はD4 SEが1730kg、T5 AWD SEが1790kgとなる
D4 SEに搭載する直列4気筒2.0リッター直噴ターボディーゼルエンジン。最高出力140kW(190PS)/4250rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpmを発生し、JC08モード燃費は19.5km/L

 今回60シリーズのラインアップに追加されたV60 クロスカントリーは、V60をベースにクロスカントリー専用のエクステリアデザインを与えるとともに、最低地上高も高めるなどスポーティワゴンにSUVテイストをプラスしたクロスオーバーモデル。パワートレーンは、直列4気筒2.0リッター直噴ターボディーゼルエンジン搭載の「D4 SE」と、直列5気筒2.5リッターターボエンジン搭載の「T5 AWD SE」を設定する。

 新世代Drive-Eの「D4 SE」は最高出力140kW(190PS)/4250rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1750-2500rpmを発生。これに最新の8速ATを組み合わせ、JC08モード燃費は19.5km/Lと優れた走行性能と高い経済性を両立。エコカー減税に対応し、自動車取得税と自動車重量税が免税(100%減税)、自動車税が75%軽減される。

「T5 AWD」は最高出力187kW(254PS)/5400rpm、最大トルク360Nm(36.7kgm)/1800-4200rpmを発生し、4WDシステムにより優れた走破性を実現。急勾配の坂を下る際にブレーキを自動制御し、一定車速で走行できるヒル・ディセント・コントロールなどが装備されている。JC08モード燃費は12.6km/L。

インテリア
後席は4:2:4分割可倒式を採用する

 一方、足まわりではクロスカントリー専用のサスペンションを搭載し、V60比で全高は60mm高い1540mm、最低地上高は65mm高い200mmとなっており、V60譲りの高い快適性とスポーティなドライビング性能に加え、ラフロードでの走行性能を向上させた。

 エクステリアではハニカムデザインのフロントグリルをはじめ、フロント&リアのスキッドプレートやサイドスカッフプレート、グラファイトカラーのフェンダーエクステンション、グロッシーブラックのドアミラーカバーやサイドウィンドートリムといった専用装備が与えられる。

 そのほか、全モデルに歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキや全車速追従機能付ACCをはじめとする全方位的な先進安全装備・運転支援機能を標準装備している。

(編集部:小林 隆)