パイオニア、スマートフォンと連携する新インターフェイス｢マルチディスプレイモード｣搭載のメインユニット7機種

200mm幅のオーディオスペースがある車両に隙間なく取り付けられるパネルを同梱する、2DINサイズの「FH-4200」

　パイオニアは、CDメインユニットカロッツェリア｢FH-4200｣「DEH-6200」「DEH-5200」「DEH-4200」、USB専用メインユニット｢MVH-7200｣｢MVH-5200｣｢MVH-3200｣を10月下旬から順次発売する。価格は8000円～2万円。「DEH-4200」のみオープンプライスとなっており、店頭予想価格は1万円（税別）前後。

2DINメインユニット

1DINメインユニット

DEH-6200

DEH-5200

DEH-4200

MVH-7200

MVH-5200

MVH-3200

　今回発売された7機種は新開発の「マルチディスプレイモード」を搭載。これは専用アプリ「ARC（Advance remote control）APP」を無料インストールすることにより、従来の車載機からの操作に加え、iPhoneやスマートフォン（Android OS）を車載機のディスプレイやコントロールパネルとして使用できるというもの。スマートフォンでの楽曲情報のテキスト表示や選曲、車載機の操作や機能設定など、分かりやすく快適な表示・操作を実現するのが特長になっている。

「FH-4200」「DEH-5200」「MVH-7200」「MVH-5200」では、Bluetooth経由でiPhoneやスマートフォンとのワイヤレス接続が可能になっており、iPhoneやスマートフォンに保存している楽曲の再生や音楽アプリケーションの再生・操作に加え、ハンズフリー通話にも対応。iPhoneでは「Siriアイズフリー機能」をワンタッチで起動し、音声での操作も可能。また、スマートフォンとのMTPモードでのUSB接続に対応し、スマートフォンに保存した楽曲の再生とテキスト表示が可能。さらに、「Android Open Accessory Protocol Ver.2.0（AOA2.0）」にも対応しており、スマートフォンアプリの音声の再生が可能になっている。

　そのほか「FH-4200」「MVH-7200」では、「タイムアライメント」「13バンドグラフィックイコライザー」「ネットワークモード」といった本格的なオーディオ調整が可能な新開発のDSPを搭載するとともに、「FLAC」と「AAC」フォーマットの再生にも対応。「DEH-6200」では新開発のCLASS D増幅回路を搭載した100W×4chの内蔵アンプを搭載し、クリアでパワフルなサウンドを実現。

　また、「DEH-6200」「DEH-5200」「DEH-4200」「MVH-5200」「MVH-3200」では圧縮音源をCDに迫る音質で再生する「アドバンスド・サウンドレトリバー」、好みの音質に調整可能な「5バンドグラフィックイコライザー」を搭載して高音質な音楽を楽しめる。