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EA、アウトローのカリスマ諸星伸一氏が登場する「ニード・フォー・スピード」を11月12日発売
カスタマイズ機能を強化、「エンドレス」など実在するカスタマイズブランドも登場
(2015/10/27 00:00)
- PS4、XBOX ONE版:2015年11月12日発売予定
- 8424円
エレクトロニック・アーツは10月26日、11月12日発売のアクションレーシングゲーム「ニード・フォー・スピード」記者発表会を開催。発表会では、同ゲームにアウトローのカリスマとして出演する諸星伸一氏が、自身の愛車ランボルギーニ「アヴェンタドール」ともにゲストとして登場した。
「ニード・フォー・スピード」シリーズは、1994年の第1作発売以降、累計1億5千万以上を売り上げているレースゲーム。“原点回帰”を掲げる新作は「ニード・フォー・スピード」と、第1作とメインタイトルを同じとした。
同作には、改造ランボルギーニのコレクターとして知られる諸星伸一氏がアウトローのカリスマとして登場するほか、911の愛好家マグナス・ウォーカー氏、スタントドライバーとして有名なケン・ブロック氏、チューニングのブランド「Rauh Welt Begriff」を手がける中井啓氏、ドリフト界のドライバー集団リスキーデビル、カーカルチャーに影響力のある5つのカリスマが登場する。
このゲームの特徴は、賞金や名声(REP)を獲得して、カリスマの影響を受けながらプレイヤーも名声を高めて、頂点を目指していくというストーリを採用しているところ。
「ニード・フォー・スピード」の開発スタジオGhost Gamesのアート・ディレクター 中村雄太氏は、「その道のカリスマが、スピード、スタイル、ビルド、アウトロー、クルー、それぞれのアイコンとして登場します。プレイヤーはカリスマの影響を受けながら成長し、自分がカリスマとして街のトップになることを目指します」と説明した。
実際にゲームをプレイしてみると画面には、ポルシェ「911」、BMW「M2 クーペ」、日産「スカイラン(通称:箱スカ)」、スバル「インプレッサ」などの実車が登場。さらに、カスタマイズ機能では実在するブランドのパーツなども登場する。
中村氏は「カスタマイズカーとして人気のあるクルマなど、実際にカーカルチャーに根ざしたクルマが登場します。51車種をベースに幅広くカスタマイズできるので、自分だけのスタイルのクルマを作り上げることが可能です」と説明。
加えて「ニード・フォー・スピードは20年の歴史があり毎年新作を発表してきましたが、新作は1年間お休みを頂いて2年間、過去作を研究したりファンの要望を集めて開発し、過去の作品で人気の高い実車を採用したストーリモードやクルマをカスタマイズする機能に力を入れました。実在するカスタマイズブランドとのコラボレーションにより、本物のボディーキットなどを再現しています」と明かした。
同作は「PS4」「XBOX ONE」に対応するが、中村氏は「映像面では現実世界とゲームの世界の境目をなくすことを開発コンセプトに掲げています。ライティングの表現には、物理ベースのライティングを採用して、より現実世界に近い街灯やクルマの映り込みなどの表現を再現しています。基本的にオンラインにつないでプレイすることになり、他のプレイヤーとのバトルや、チームを組んで一緒に走るといった楽しみもあります」と話した。
ゲストとして登場した諸星氏は、2013年にランボルギーニ50周年のイベントに自身の愛車となるピンクの「ディアブロ」で参加し、現地で注目を集めた人物。
その時の出来事について触れ「ピンク色にコーディネートして、LEDやストロボを付けてピカピカさせながらずっとイタリアを走りました。自分の感覚としては(イタリアの人は)すごく喜んでましたね」と話した。
加えて、諸星氏は「自分のクルマがミラノにあるということで興奮しちゃいまして、スタートの前日にガソリンを入れさせてくれと言って、夜のミラノを自由に走ったらそれが話題になってしまいました。ランボルギーニの社長に注意をされましたが、それでもゴールまで最後まで走りました」などと話した。
なお、諸星氏がカスタマイズした「ディアブロSV」も、コンテンツのアップデートで登場予定。
同発表会の最後に同作について、諸星氏は「すごくリアルなゲーム。今までのゲームの常識を変えるぐらい素晴らしい。ぜひ挑戦していただきたい」とコメント。中村氏は「原点回帰でニード・フォー・スピードの新時代の幕開けとなるタイトルとなる。11月12日、ストリートで待っています」と、ファンに向けてメッセージを贈った。