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スバル、「インプレッサ セダン コンセプト」をLAオートショー2015で世界初公開

5-DOOR コンセプトより155mm長く、13mm高いボディーサイズ

2015年11月19日発表

 スバル(富士重工業)は11月19日、米ロサンゼルスで開催されているLAオートショー2015(プレスデー:11月17日~19日、一般公開日:11月20日~29日)で「インプレッサ セダン コンセプト」を世界初公開した。

世界初公開された「インプレッサ セダン コンセプト」。ボディーカラーは「ルビーレッドメタリック」

 10月28日に東京モーターショー2015の会場で世界初公開された「インプレッサ 5-DOOR コンセプト」に続いて発表されたこのコンセプトカーは、5-DOOR同様に同社が2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう 2020」で次世代モデルの第1弾として位置付ける「次期インプレッサ」をイメージしたデザインスタディモデル。

 スバルのラインアップではエントリーモデルのポジションとなるインプレッサに、コンパクトなサイズでありながらダイナミックでソリッドなデザイン要素を設定。クラスを超える質感を表現している。また、5-DOOR同様にインプレッサに止まらず、今後のスバルデザイン全体の方向性を示すモデルになっている。

 スペック面では2670mmのホイールベースと235/40 R19のタイヤサイズ、乗車定員5人という点は5-DOORから踏襲しているが、ボディーサイズは4555×1880×1453mm(全長×全幅×全高)となり、5-DOORの4400×1880×1440mm(全長×全幅×全高)から全長が155mm、全高が13mm拡大している。

「インプレッサ セダン コンセプト」の細部アップ

 外観デザインでは、フロントマスクの「ホークアイヘッドライト」とリアコンビネーションランプに共通性を持たせ、リアに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインで躍動感を表現。力強く張り出すフェンダーアーチによってスバルAWDが持つ信頼感をアピールするといった基本的なデザインテイストを5-DOORと同じとしながら、ボディーの要所に配するキャラクターライン、キャビンからトランクリッドまで連続するシルエットなどによってスポーティなセダンスタイルを構築している。

 また、ボディーカラーは5-DOORの高輝度シルバーに代え、スポーティでエネルギッシュなイメージを追求した「ルビーレッドメタリック」を採用。5-DOORではブルーを使っていたホイールのアクセントラインもレッドに変更して差別化を図っている。

「インプレッサ セダン コンセプト」のイメージ写真はアメリカンテイストを感じさせる内容となっている

(編集部:佐久間 秀)