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トヨタ豊田章男社長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長を辞任

豊田氏「経済界としての大会支援に専念する」

2015年12月21日発表

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は12月21日、副会長を務めるトヨタ自動車 代表取締役社長の豊田章男氏が同日付けで副会長を辞任すると発表した。

 今後については、近日中に評議員会を開催して新たに理事を選任。理事会にて後任の副会長を選任する予定としている。

 今回の辞任に対して、豊田氏はニュースリリースでコメントを発表している。以下に原文のまま掲載する。


 私は、組織委員会の理事・副会長を辞任し、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会の会長、経団連のオリンピック・パラリンピック等推進委員会の委員長として、経済界としての大会支援に専念することと致しました。

 リオ大会を前に、組織委員会と経済界の連携がますます重要になってくることから、私自身の役割・立場を整理し、経済界としての大会支援体制を更に充実強化していきたいと考えました。

 今後とも、組織委員会と経済界をしっかりつなぎ、大会成功のために、これまで以上に努力して参る所存です。

トヨタ自動車とIOC(国際オリンピック委員会)の、2024年までのIOC「TOPパートナー」契約締結発表会見に出席した豊田社長

(編集部:椿山和雄)