ニュース

トヨタ、2016年内に日本発売予定の新型クロスオーバー「C-HR」を世界初公開

ハイブリッドのほか、1.2リッター直噴ターボモデルを用意

2016年3月1日(現地時間)発表

2016年内に日本で発売予定の新型クロスオーバー「C-HR」をジュネーブモーターショーで世界初公開

 トヨタ自動車は3月1日(現地時間)、2016年内に日本で発売予定の新型クロスオーバー「C-HR」をジュネーブモーターショーで世界初公開。ハイブリッドモデルのほか、最大熱効率40%を実現したエンジンなどを採用し、欧州では2017年初旬から発売予定。順次世界各国での発売を計画している。

「C-HR」のモデルラインアップは、ハイブリッドが1モデル、ガソリンモデルが1.2リッターと2.0リッターの2モデル、計3モデルを用意。ボディサイズは4350×1795×1555mm(全長×全幅×全高。ガソリンモデルの全高は1565mm)、ホイールベースは2640mmとなる。

 トヨタ全社を挙げて取り組む「Toyota New Global Architecture(TNGA)」を取り入れたほか、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」などの先進技術を採用した。

ボディーサイズは、4350×1795×1555mm(全長×全幅×全高。ガソリンモデルの全高は1565mm)、ホイールベースは2640mm

 ハイブリッドモデルは、最高出力72kW(98PS)/5200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgm)/3600rpmを発生する直列4気筒1.8リッターエンジンと、最高出力53kW(72PS)、最大トルク163Nm(16.6kgm)を発生するモーターの組み合わせで、駆動方式は2WD(FF)となる。

 ガソリンの1.2リッターモデルでは、直列4気筒1.2リッターターボエンジンは最高出力85kW(116PS)/5200-5600rpm、最大トルク185Nm(18.9kgm)/1500-4000rpmを発生し、変速機は6速MTとCVTを用意。駆動方式は2WD(FF)と4WDを用意する。

 一方、2.0リッターモデルは、直列4気筒2.0リッターエンジンが最高出力110kW(150PS)/6100rpm、最大トルク193Nm(19.7kgm)/3800rpmを発生。変速機はCVTとなり、駆動方式は2WD(FF)となる。

 エクステリアデザインは「キーンルック」や「アンダープライオリティ」などのトヨタ独自のデザイン表現を進化させたもので、グローバル市場において独特な存在感を持つコンパクトクロスオーバーの確立を目指している。

(編集部:椿山和雄)