トーヨータイヤ、ミドルクラスミニバン専用タイヤ「TRANPATH ML（トランパス エムエル）」

ミドルクラスミニバン専用タイヤ「TRANPATH ML」

　トーヨータイヤ（東洋ゴム工業）は、ミドルクラスミニバン専用タイヤ「TRANPATH ML（トランパス エムエル）」を6月1日に発売する。サイズは195/65 R15 91H～225/40 R19 93Wの全17サイズを用意。価格はオープンプライス。

　ミニバン専用タイヤとして展開している「TRANPATH（トランパス）」シリーズのミドルクラスミニバン向け新商品。製品名のMLは英語の「Middle」に由来する。

「TRANPATH ML」でのゴム材料開発には、独自の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology（ナノ バランス テクノロジー）」を駆使し、ナノレベルで素材設計と加工の最適化を行なった。これにより、ロングライフを実現する耐摩耗性能を確保しながら、国内タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「b」を獲得している。

　トレッドデザインはミドルクラスミニバンにマッチする、鋭角的でシャープなデザインとし、偏摩耗の抑制に寄与する非対称パターンを採用。また、重心が高く車重のあるミニバンを支えるしっかり感を追求するため、パターン設計と構造設計の最適化で横方向への剛性を確保し、フラつきを軽減させた安定感ある走行を実現したという。

　これらにより、従来のミニバン専用タイヤ「TRANPATH mpZ（トランパス エムピーゼット）」から転がり抵抗は8％向上したとしている。

転がり抵抗は「TRANPATH mpZ」から8％向上

ワイドトレッド化、アウト側高剛性リブ、低溝容積化により優れた耐摩耗性能とフラつき低減を実現

構造設計技術として「スーパーハイターンアップ構造」を採用したことで横方向への剛性が確保され、フラつき低減を実現した

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